千々岩 孝道 | Solo exhibition - 瞬刻のタブロー Twinkling tableau -

千々岩 孝道 | Solo exhibition - 瞬刻のタブロー Twinkling tableau -
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    会 期
    20210918日 -  20211114
    開催時間
    11時30分 - 17時00分
    休み
    月曜日,火曜日,水曜日
    クリエイター在廊

    2021 年9 月18 日( 土)
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    M1997 info@m1997.jp
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    M1997
    住所
    〒671-0111 兵庫県
    姫路市的形町的形1997
    最寄り駅
    的形
    電話番号
    -

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    西の空にかすかに残る、陽の名残りも無くなる時間に、江戶時代から続く的形のかつての 目抜き通りを歩いていると、その幅の 狭い道に這う様に建てられた民家の壁面が自分に 迫ってくる感覚を携えながら視界を流れていく。 やがて夜に包まれ、まだ見慣れない町の情報がますますなくなり、その壁面は抽象化され、色と形だけで形成されていく景色として認知されていく。
    そして、まだ陽が昇る前の夜の途中の時間、静かな海を目の前にすると、波の音や磯の香りで海の存在は感じるが、まだ光が行きわたっていないその黑い海は、ゆらゆらとたゆたう定まらない模様の様に見えた。 やがて雲に隠れた月から溢れる静かな優しい光が落ち、闇に慣れ始めた視覚が、さっきまでの黑い模様に濃淡が足される事 で、少しずつ形状が現れ認識されていく。
    認識と認知とが混じり始め、それは、時を要しながら、初めての町に適応していく自身の存在へと繋がっていった。 そんな情景を、「時間を伴う身体的アプローチによる物事の 認知と認識の視覚化」をもとに制作を試みた。
    それはまるでカメラが大きな絵筆とな り、瞬刻のタブローを描くかの様だった。

    追記
    個人的に予定していた数々のプロジェクトが COVID-19 により中止・延期が求められる時間の中、昨年に予定していた展示にあたりセレクトした作品を今一度組み替える作業を始めた今年。時間を経て作品と向かい合う事で当初抱いていた想いを改めて確かなものとなっていくと同時に、新たに足された文脈と出会うことになった。
    それは新しい生活様式、社会形態、人間関係に「適応」を求められた現在進行形の時代の文脈であった。 折しも、闇と光の間での視覚による適応という、展示作品群の文脈とが交わり「現在性」 が生まれる結果となった。
    ウイルスもヒトも生物として「適応」できたものだけが生き残ってきた生存競争の歴史、 それは真っ暗な海の底から頭上に見える 陽の光に向かって、突き進んだあの魚の限界の先にあった想いが創造した未来の歴史かもしれない。

    千々岩孝道

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