開催時間 |
9時30分 - 17時30分
入室は閉室の30分前まで |
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休み |
月曜日
9月21日(火) ※ただし9月20日(月・祝)、11月8日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)は開室 |
入場料 |
有料 一般 2,000円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,200円 日時指定予約制 詳細は公式サイトへ ※高校生以下は無料(日時指定予約が必要です) ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料(日時指定予約は不要です) ※未就学児は日時指定予約は不要です。 ※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものをご提示ください。 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
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住所 |
〒110-0007 東京都
台東区上野公園8-36 |
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最寄り駅 | 上野 |
電話番号 | 03-3823-6921 |
世界中で絶大な人気を誇るフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。その芸術に魅了され、世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)のコレクションをご紹介する展覧会を開催いたします。ヘレーネは、画家がまだ評価の途上にあった1908年からおよそ20年間で、鉄鉱業と海運業で財をなした夫アントンとともに90点を超える油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。宗教的ともいえる情熱で創作活動に打ちこんだファン・ゴッホの芸術に、ヘレーネは深い精神性を見出し、その芸術は彼女の心の拠りどころとなりました。そしてその感動を多くの人々と分かち合うべく、美術館の設立に生涯にわたり情熱を注ぎました。
本展では、今日クレラー=ミュラー美術館に収蔵されるこのヘレーネのコレクションに焦点を当てます。ファン・ゴッホの初期から晩年までの画業をたどる油彩画28点と素描・版画20点のほか、彼女の関心や収集傾向を明らかにするミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンらの油彩画20点を展示します。ファン・ゴッホ作品を軸に近代絵画の展開をたどる、ヘレーネの類まれなコレクションをご紹介します。
さらに、ファン・ゴッホの弟テオ、その妻ヨーが引き継いだコレクションを核とするファン・ゴッホ美術館から、《黄色い家(通り)》
を含むファン・ゴッホの油彩画4点を展示します。
20世紀初頭、ファン・ゴッホの人気と評価は飛躍的に高まり、オランダ国内外で多くの熱狂を生みました。その感動は、今日まで続いています。本展を通し、ファン・ゴッホの芸術の素晴らしさに触れていただくとともに、その魅力を伝えるために尽力した、ヘレーネをはじめとする多くの先人たちの情熱に思いをはせていただければ幸いです。
[展覧会の見どころ]
〈糸杉〉の傑作、16年ぶりの来日!
「〈ヒマワリ〉のような作品にしたい」と、ファン・ゴッホがサン=レミで本格的に取り組み始めたのが、糸杉でした。まばゆい色彩の中で異彩を放つ、糸杉の濃い緑色の色調に心を奪われながらも、弟テオに宛てた手紙ではそれを表現する難しさがいくども吐露されています。おそらく南仏滞在の最後に制作されたプロヴァンスの集大成といえる作品、16年ぶりの来日です。
ゴッホを「ゴッホ」たらしめた立役者の一人 ヘレーネ・クレラー=ミュラー
ファン・ゴッホの芸術に魅了されたヘレーネは、その感動を多くの人々と分かち合い、作品を後世に伝えるべく早くから美術館の設立を考えていました。質の高い作品を選び、初期から晩年までの画業が辿れるよう体系的に収集していきます。美術館設立以前から、コレクションを公開し、国内外の数々の展覧会に快く作品を貸し出しました。本展では、ファン・ゴッホの作品を世に広め、評価が確立される土壌を育んだヘレーネ・コレクションをじっくりとご堪能いただけます。
《黄色い家(通り)》も!ゴッホ作品ぞくぞく。52点をご紹介!
ヘレーネのコレクションに加え、ファン・ゴッホの没後に弟テオ、テオの妻ヨー、そしてその息子へと引き継がれた、ファン・ゴッホ美術館のコレクションから、《黄色い家(通り)》なども特別に出品されます。ファン・ゴッホの油彩画、素描、版画、合計52点が一堂に鑑賞できる機会となります。
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、東京新聞、TBS
特別協賛:サイバーエージェント
協賛:NISSHA
協力:KLMオランダ航空会社、ヤマト運輸
後援:オランダ王国大使館