開催時間 |
12時30分 - 20時00分
最終日17:00まで |
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
03-6263-2563 担当:渡部 清子
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座2-14-1シャルル銀座ビル2F |
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最寄り駅 | 新富町 |
電話番号 | 03-6263-2563 |
空気が澄んだ秋の新月のころ、澄んだ大気の中に宝石を散りばめたかの如く空に輝く星の光。その光を月夜のよう に明るいと見なした言葉。
この星空の輝やかしさを称えて「星月夜」といいます。 日本には、古来より移り変わる美しい情景に様々な名前をつけ、愛でる繊細な文化があります。
芸術においてもこの文化は受け継がれ、多彩な色合いの言葉を見つけながらその豊かな情趣を愛でてきました。
日本画に使用される岩絵の具は、その多彩な言葉が編みだす文化のもと、今も尚その美を伝承しています。例えば群青色(ぐんじょういろ)は紫みがかった深い青色をさします。
日本画には欠かせない色であり、桃山時代の 障壁画、江戸時代の琳派の屏風絵などに使われています。
瑠璃を原料とし、鉱物の粒子が細かくなるほど色は淡くなり、粒が荒いほうから『紺青』、『群青』、そして最も粒が細かい色を『白群』と表現しています。 このような色彩への多彩な言葉の表現を持つ日本画の感覚は、岩絵の具の宝石のような煌めき、墨の色による静 寂、金や銀の箔の繊細さなど様々な魅力にも表現され、あたかもそれはいつか日本人が体現した星月夜の澄んだ 空気、宝石のような星たちの放つ柔らかい光を彷彿とさせます。
本展では日本画に受け継がれる繊細かつ多彩な表現方法に優れた11名を選出し、日本画の持つ豊かな情趣を展観していきます。