開催時間 |
9時30分 - 17時00分
入場は16時30分 まで |
---|---|
休み |
月曜日
|
入場料 |
有料 一般800 円/高大生500 円 ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳の交付を受けた方及び付添1名は無料 ※65 歳以上で平塚市民は無料、市外在住者は2 割引(年齢・住所を確認で きるものをご提示ください) |
この情報のお問合せ |
平塚市美術館
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒254-0073 神奈川県
平塚市西八幡1-3-3 |
---|---|
最寄り駅 | 平塚 |
電話番号 | 0463-35-2111 |
平塚市美術館では「開館30 周年記念 物語る遠藤彰子展」を開催します。
遠藤彰子は長年にわたり精力的に活動し、全国の美術館で大掛かりな個展が開催されるなど、現在最も注目される洋画家のひとりです。
1947 年、東京都中野区に生まれた作家は幼少より絵に親しみ、武蔵野美術短期大学に学びました。1972 年、女流画家協会展に出品した《楽園》がマツダ賞を受賞し、画家としてのデビューを果たします。この頃から素朴で童画的な要素を取り入れた「楽園」シリーズが始まります。この「楽園」シリーズは結婚を機に都内から自然あふれる相模原市に移ったことから誕生しました。その後、1970 年代後半から「街」シリーズが始まります。この「街」シリーズによって洋画家・遠藤彰子の名は広く世間に知られるようになりました。1978 年、昭和会展の林武賞、1980 年、女流画家協会展の女流画家協会賞など受賞を重ね、1986年には「街」シリーズの探究を凝縮した《遠い日》で安井賞を受賞。画家としての評価を決定的なものとしました。
1989 年からは500 号(248.5×333.3 ㎝ ) をひとつの単位とする大作のシリーズが始まります。単眼の視点から多視点の構図へと向かい、螺旋構成など空間構成に様々な試行がなされています。また、神話的世界や物語性を内包した作品は、その絵画世界の壮大さによってみるものを圧倒します。2000 年代に入ると、500 号を結合し、1000 号、1500 号となる更なる大型作品を発表、その圧巻のスケールは作品内容の充実とともに高く評価されています。例をみないスケール感は“みる” というよりも体感する絵画と言えます。
本展覧会では、この超大作を中心に本展のために描かれた新作を含め、また各時代の数々の代表作品をご紹介します。圧倒的な存在感と深い物語性を秘めた独自の遠藤ワールドをこの機会に是非お楽しみください。
作家による講演会
講師:遠藤彰子氏
日時:①10月17日(日) ②11月28日(日)
※事前申込制、詳細は美術館WEBをご覧ください
作家によるワークショップ
講師:遠藤彰子氏
日時:①11 月6日( 土) ②11 月20 日( 土)
※事前申込制、詳細は美術館WEB をご覧ください
担当学芸員によるギャラリートーク
日時:10月23日(土) 、12月4日(土) 各日14:00-14:40
場所:展示室Ⅰ ※申込不要、要観覧券
■同時開催
開館30 周年記念The Gift 寄贈を受けた作品選+新収蔵品展 7 月3 日( 土)~10 月24 日( 日)
湘南の日本画ー院展、創画会の作家を中心に 10 月30 日( 土)~2022 年2 月13 日( 日)
主催:平塚市美術館
協賛:神奈川中央交通株式会社