開催時間 |
9時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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休み |
月曜日
8月9日は開館 |
入場料 |
有料 一般1000円(840 円 )、 大学生: 500円(420円) ※()内は 20 名以上の団体料金 、 前売料金 、 県内宿泊者割引料金 ※高校生以下の児童・ 生徒は無料(高校生は生徒手帳持参) ※県内65 歳以上の方は無料(健康保険証等持参) ※障害者手帳をご持参の方、 およびその介護をされる方は 無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
山梨県立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒400-0065 山梨県
甲府市貢川1-4-27 |
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最寄り駅 | 甲府 |
電話番号 | 055-228-3322 |
このたび、 山梨県立美術館では 「 蜷川実花展-虚構と現実の間に-」を開催する運びとなりました。
独特な色彩感覚と世界観で知られる蜷川実花は、2000 年度には木村伊兵衛写真賞を受賞、近年では台北などで個展を開催するなど、国内外で高い評価を得る写真家です。本展では蜷川実花の写真作品を、「虚構と現実」をテーマに展示します。色鮮やかな花々を撮影した「永遠の花」、著名人をとらえた「 Portraits of the Time 」、父の死に向き合う日々を撮影し、新境地となった「うつくしい日々」などのシリーズなど、蜷川実花の活動を様々な作品をとおしてご紹介します。
本展は当館における 2017 年度以来の写真の特別展となると同時に、現代を代表するアーティストの大規模な個展となります。映画やファッションなどにも活動の幅を広げ、ますます注目される蜷川実花の写真作品を、この機にぜひご堪能ください。
【桜】
作家の愛する花に囲まれる、幻想的な空間
「桜」シリーズは蜷川実花が「死ぬ間際にも見たい」というほど好きな花を被写体にした作品です。本展では額装された写真作品の展示のみならず、壁や床全面も桜の写真で覆われるインスタレーション形式での鑑賞となります。
今年はお花見ができなかったという方も、真夏の桜に浸ってはいかがでしょうか。
【撮影可】
【永遠の花】
色鮮やかな花々が会場を埋め尽くす
あるとき墓地に供えられた造花から受けた衝撃をきっかけに取り組み始めたシリーズ。人間によって生と死にまつわる表象を背負わされた「花の宿命」をテーマに、被写体は色鮮やかに撮影されています。
【撮影可】
【Portraits of the Time】
人物と写真家の個性が「共振」
俳優、ミュージシャン、アスリートといった著名人をユニークな背景や衣装で撮影したシリーズで、被写体である人物と写真家の個性が画面で引き立て合います。テレビ、雑誌、インターネット上で知られる人々の新たな側面を、蜷川実花の目をとおして発見する機会となるでしょう。
【撮影不可】
【Self image】
自らが被写体となる、セルフ・ポートレート
様々な人々やモノを撮影し続ける写真家。カメラのレンズを自らに向け、自らを問うシリーズ。蜷川実花のデビュー作もセルフ・ポートレートであったことから、原点に立ち返る作品群でもあります。
【撮影不可】
【うつくしい日々】
父と過ごした最後の日々を、光に満ちた写真でとらえたシリーズ
入院生活を余儀なくされ、ゆっくり死へと向かっていく父との日々を撮影した日々。蜷川実花の父で、演出家の蜷川幸雄は2016年5月に逝去されました。新境地となった光に満ちた本シリーズは、写真家自身の言葉と共に展示します。
【撮影不可】
【PLANT A TREE】
目黒川の桜をとらえたシリーズ
以前、仕事場が近かったことから毎日目にしていたという目黒川の桜。川面とともに撮影された桜の本シリーズは暗い空間の中で浮き上がるような演出で展示します。
【撮影可】
【INTO FICTION/REALITY】
虚構と現実が入り混じった、幻想的なシリーズ
様々なモノや人を被写体に、虚構と現実の区別がつかないような、蜷川実花の世界観が存分に堪能できるシリーズ。
【撮影可】
【映像作品】
写真とは異なる魅力をもつ作品
写真家でありながら、ファッションそして映画などにも活動を広げる蜷川実花。本展の最後では、蜷川実花の映像作品を展示し、写真とはひと味違う作品をお楽しみいただけます。
【撮影可】
主催:山梨県立美術館、テレビ山梨