開催時間 |
13時00分 - 19時00分
|
---|---|
休み |
月曜日,火曜日,水曜日
|
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
sypgallery.com
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒162-0065 東京都
新宿区住吉町10-10 |
---|---|
最寄り駅 | 曙橋 |
電話番号 | 03-6555-2483 |
SYP GALLERY は、2021 年7 月1 日(木)より山上渡展 “World of the world ‒ Under constellation 2021”を開催致します。
1981 年生まれの山上は、ストリートアートに刺激を得ればスプレー缶を持ち東京の路地をさまよい歩き、宗教やシャーマニズムに感化されれば南米やインド、アジアを遊行し、粘菌に興味を持てば長野の山奥で暮らしながら森を彷徨い歩いてきました。一見それはあてどなく放浪しているように見えますが、山上は興味を持った対象物との関係性を踏まえ、移動していくことでそれらの境界を繋いでいったのです。
本展では、山上が現在強い関心を抱いている海と、そこに流れ着く漂流物をテーマに平成30年度文化庁新進芸術家海外研修制度により渡航、滞在したインドネシアで制作した作品を展示いたします。
山上は、インドネシアと日本は同じように海によって世界から閉ざされていながらも開かれており、それはとても曖昧なボーダー(境界)であり、それらを繋ぐ存在が漂流物だと考えています。
漂流物とは知の領域と物の領域の差異であり、生者と死者、現世と彼岸、意識と無意識の交わりを媒介する重要なメタファーなのです。
目に見える世界と見えない世界があると仮定し、それをどう捉え結びつけていくのか。
そのような世界の複雑な関係性を、もの、場所、時間に解体し、ブリコラージュやカットアップの技法を用い再構築し、違う角度から世界を捉え直そうとしています。
パンデミックにより、より複雑化しより曖昧となった世界を、山上の描く作品から捉え直し、まだ見ぬ世界を感じていただければと思います。
ぜひこの機会にご高覧いただければ幸いです。
健康管理に配慮しての開催となりますので、ご注意ください。
人数が多い場合は、来場者数に制限がありますのでご注意ください。
変更等の情報はSNS 等で発信致します。ご確認ください。
クリップした展覧会はありません。