CALMA by Ryo Okamoto「ANCIENT HEROES」

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会 期
20210605日 -  20210710
開催時間
13時00分 - 19時00分
休み
日曜日,月曜日,祝日
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
FARO- Kagurazaka
情報提供者/投稿者
開催場所
FARO神楽坂
住所
〒162-0828 東京都
新宿区袋町5番地1 FARO Kagurazaka 1F
最寄り駅
神楽坂
電話番号
090-6427-3827

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度FARO Kagurazaka では、6 月5 日(土)より、CALMA by Ryo Okamoto 「ANCIENT HEROES」を開催します。

岡本はロンドンにて美術を学んだ後に、日本、アメリカ、オランダにて作品を発表。2018 年に未来の部族の生活様式および表現行為をコンセプトとした を立ち上げ、バイク、立体、平面、インスタレーションなど多様な手法を用いて作品を制作するアーティストです。

について岡本が「博物館で鑑賞する部族とは、遠い異国の密林の民であったり、あるいは数千年前の人類の記録をいいます。しかし、今を生きる我々もまた未来の鑑賞対象であるはずです。今、この時代をどう生きたか? 何を作り、何に重きを置き、何に問題定義して生きたのか? さまざまな事に思いをはせて作品を作っています。衣 / 食 / 住 / 移動 / 信仰対象 / 音楽や、時には医療に及ぶかもしれません。 」と語るように、には博物学のアプローチが作品のコンセプトに用いられています。移動手段の道具としてのバイク、物資の保管庫としてのアルミニウムスーツケース、狩猟のための道具としての銛、衣服としてのレーシングスーツ、信仰対象として厨子にはいった鉱物など、架空の未来部族の営みと芸術的・装飾的な行為の記録を様々なメディアと手法を用いて作り上げています。
今春開催された、の全体コンセプトを提示したB gallery(東京、新宿)での展示に続き、今回の展示では、における”信仰”を主なテーマとして展示をします。「人は何かを信じて生きずにはいられない。科学や理論が優先され、神が会社やお金に替わった現代で、世界から神の居場所はなくなりつつあります。」と岡本がコメントしているように、近代化が進み、利便性や効率性が上がる一方で、非理論的な存在である神への信仰心は以前に比べて希薄になりつつあります。神の存在が私達の目の前から消えるとき、私達は何を信じていくのか。誰もが持つ本能的な能力である”信じる力”とは何なのか。未来の部族の信仰心が、現代を生きる私達にとっての信仰心を照らし出します。

また、今回の展示では新型コロナウイルス感染予防として、オープニングパーティーの開催はありません。スタッフは毎日手洗いや消毒を徹底いたします。なお、接客時もマスクを着用させていただきます。
ギャラリー空間内が混雑した場合、入場制限をする場合がございますのでご了承ください。

岡本亮のコメント

信じる者は救われたか?

人は何かを信じて生きずにはいられない。
信じる行為は人の能力。
科学や理論が優先され、神が会社やお金に替わった現代で、世界から神の居場所はなくなりつつある。

栄華を極めた時代を経て、人類史上不可欠だった神の時代の終わりに、神はどう扱われるべきか?
人間の「思い込む」という脳科学的行為はこの先も対象を変え、無くなることはない。
時代は進む、対象は変わる、しかし人類は変わらない。

我々は、神の物語に終止符を打ち始めた。
そして、次は何を信じていくべきか?

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