開催時間 |
13時00分 - 18時00分
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休み |
月曜日,火曜日
祝日は開廊 |
クリエイター在廊 |
有
2021年1月30日(土) 時間 : 16:00-18:00 入場制限あり |
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
ARTS ISOZAKI
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒310-0011 茨城県
水戸市三の丸1-4-17 |
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最寄り駅 | 水戸 |
電話番号 | 070-2800-9585 |
ARTS ISOZAKIでは2021年5月23日(日)から8月22日(日)まで、菊地良博(きくちよしひろ)の個展『VACCINE』(ワクチン)を開催いたします。
菊地良博は1980年 宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。現在は仙台を拠点に活動し、動物と峻別される、人間のみに現れる特質(言語、社会システムにおける性など)の論理的な否定的解体および再構築を、さらにはその行為者たる自身の論理性の否定を、ドローイング、コラージュ、ペインティング、印刷、彫刻、映像、インスタレーション、写真など、多様なメディアを用いておこなっています。
仙台を活動拠点とする菊地は、本展が開催される水戸との関係を、仙台藩と水戸藩の関係のアナロジーとして捉えています。仙台藩は、そもそも水戸徳川から警戒される蝦夷であり、広義での攘夷の対象であると言います。そのように考えることにより、菊地の水戸における展覧会にはある種の自虐行為が成立すると同時に、仙台のアーティストがあえて水戸で社会通念的なルールを逸脱する試みは、彼が街の免疫機能によって排除されることであり、ウィルスとワクチンのメタファーとなるのです。
『VACCINE』(ワクチン)と題された本展では、性産業をテーマとした彫刻、映像、絵画作品に加え、自虐をテーマとしたコラージュ作品で構成される予定です。現在進行中のコロナ禍において、本展はコロナウィルスとそのワクチンの関係性だけではなく、社会における受容と排除、禁止と侵犯、外部と内部など、様々な状況に対する批評性の高い展覧会となっています。
是非この機会に菊地良博の『VACCINE』をご高覧いただけましたら幸いです。