開催時間 |
12時00分 - 18時00分
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休み |
火曜日,水曜日
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クリエイター在廊 |
有
6月5日、6月20日 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
059-340-9172 担当:日出
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒510-0061 三重県
四日市市朝日町1-13 |
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最寄り駅 | 四日市 |
電話番号 | 059-340-9172 |
瀬川麻衣子の木版画は、まるで筆で描かれているかのようです。作家自ら「絵に寄せている」と言っています。それなのになぜ版画という技法にこだわるのでしょうか。彼女は、いつか消えてしまう「日常の愛おしいものや時間」を残したいと思い、メロディーを「音符」に分解するかのように、そのモチーフを「版」に分解し、再構築することで新しい作品を生み出すことができると考えているからです。この機会にぜひご覧ください。
artist note
モチーフとなっているものたちは、流れ続ける時間の中にある愛おしい光景を象徴しています。今ある光景は、いつか、わたしの記憶や夢の中でしか存在しない光となります。それはまるで、Kaleidoscope=万華鏡のようです。外からは見えないけれど、覗いた人にだけ見える光の世界は、ビーズやスパンコールが反射しながら無限に変化し存在し続けます。水性木版多色摺りは、扱われる素材と原初的な表現に内包されるノスタルジックさに加え、伝統的な工芸性ゆえの文脈や制約の上に成り立つ技法と言えます。しかしこの複雑さは、わたしに自由で新しいイメージをもたらし、未来を思考する契機となります。木版のプロセスを経て紙に摺られ浮かび上がったイメージは、時間と感情によって補正された実体のない光の像のようなものです。それらは、いつかわたしの記憶となって現れるものたちを想像させてくれます。
瀬川 麻衣子
侶居
入場時マスク着用、手指のアルコール消毒、換気、入場人数制限