開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月曜日
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入場料 |
有料 ⼀般950 円(760 円)、⼤学⽣650 円(520 円) 常設展の観覧料含む ※⾼校⽣以下または18 歳未満・丸⻲市在住の65 歳以上・各種障害者⼿帳をお持ちの⽅とその介護者1 名は無料 ※( )内は前売り(企画展のみ)及び20 名以上の団体料⾦ |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒763-0022 香川県
丸亀市浜町80-1 |
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最寄り駅 | JR丸亀 |
電話番号 | 0877-24-7755 |
猪熊弦⼀郎(1902-93)は、1950年代半ばから約20年間ニューヨークで活動しました。
第⼆次世界⼤戦後のニューヨークは活気にあふれ、世界中から多様なアーティストが集まって、パリに代わる芸術の拠点となっていました。1955年、猪熊は戦前に暮らしたパリへ向かう予定で⽇本を発ちますが、途中⽴ち寄ったニューヨークにすっかり魅了され、パリ⾏きをとりやめてこの街に居を構えました。
世界有数の美術館やギャラリーで名画や最先端の美術を鑑賞し、⾼層ビルや斬新な建築物を眺め、パレードや路上ライブを楽しみ、路地裏の落書きを夢中で撮影するなど、猪熊はニューヨーク暮らしを堪能します。
環境の変化は作画にも影響を与え、渡⽶後、猪熊の表現は具象から抽象へと様変わりしました。そして、ウィラードギャラリーの所属作家として個展を10回開催するなど精⼒的に新作を発表し続けました。
本展覧会では猪熊のニューヨークでの画業を作品や資料によってその時代背景を含めてご紹介します。猪熊弦⼀郎が⾒ていたニューヨークの街を散歩するように展覧会をお楽しみいただけることでしょう。
[みどころ]
展覧会を「編集」する
本展では、「編集⻑」として、これまで数々の雑誌や書籍を編集、執筆してきた編集者の岡本仁⽒を、「副編集⻑」として、⻑年ニューヨークに暮らし、展覧会のキュレーションや執筆等で欧⽶の近現代の芸術⽂化を⽇本に伝えてきた河内タカ⽒を迎え、展覧会を「編集」していただきました。猪熊のニューヨーク時代の画業と当時のニューヨーク⽂化が、両⽒が選んだ猪熊作品と資料によって、雑誌をめくるように楽しくテンポ良く紹介されます。また、カタログのかわりに、両⽒編集、執筆による32ページのタブロイド紙を発⾏します。
猪熊弦⼀郎が撮影したニューヨークの映像を初公開
猪熊が8ミリフィルムで撮影したニューヨークの映像を5本、初公開します。当館が所蔵する猪熊由来の8ミリフィルムは約140本あり、その多くがニューヨークで撮影されたものです。画家の⽬が捉えた1950年代から60年代にかけてのニューヨークの様⼦を、貴重なカラー映像でご覧いただけます。なお、これらの8ミリフィルムは、2018、19年度の改修⼯事による⻑期休館の際に調査とデジタル化を⾏い、今回の公開にいたりました。
猪熊弦⼀郎が所蔵していた⼤量のダイレクトメールを初公開
ニューヨークで暮らすあいだ、さまざまなギャラリーから送られてきた展覧会の案内状やポスターを、猪熊は⼤量に保管していました。当時のニューヨークのアートシーンが凝集されたこれらのダイレクトメールを、ギャラリーごとに束にして展⽰します。猪熊がニューヨークで⽇々刺激を受けていた最先端のアートを物量的に体感していただけます。
[同時開催]
常設展「猪熊弦⼀郎展(仮)」
⼊館料 :⼀般300円(240円)、⼤学⽣200円(160円)※企画展の観覧料は別途
主催:丸⻲市猪熊弦⼀郎現代美術館、公益財団法⼈ミモカ美術振興財団
同時開催
常設展「パリの猪熊弦一郎と藤田嗣治」
常設展「猪熊弦一郎展 ハワイで見つけた色と形」
⼊館料 :⼀般300 円(240 円)、⼤学⽣200 円(160 円)※企画展の観覧料は別途