開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで ※毎週金・土曜日は21時00分まで(入館は20時30分まで) ※金・土の夜間開館につきましては予定のため、変更になる可能性もございます。 |
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休み |
7月20日(火)
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入場料 |
有料 一般 1,700円(1,500円)、 大学・高校生 800円、 中学・小学生 500円 ※消費税込、()内は前売料金。大学・高校生、中学・小学生は当日券のみの取扱い。 ※未就学児は入館無料。 ※学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く) ※障がい者手帳のご提示でご本人様とお付き添いの方1名様は半額となります。(一般850円、大学・高校生400円、中学・小学生250円)当日窓口にてご購入ください。 ※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。最新情報はBunkamura HPにて随時ご案内いたしますので、ご来館の際には事前のご確認をお願いいたします。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-8507 東京都
渋谷区道玄坂2-24-1 B1F |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
20世紀を代表する万能の芸術家マン・レイの人生には多くの女性が登場します。彼は親しい女性たちをモデルにし、写真では、ときに優しく甘美で、ときに強く自立的で、ときには神々しいまでに美しい女性像を生み出しました。本展ではさまざまな愛と別れ、知的な発見や考察、冒険や遊びを体験していく時間軸を経糸にし、その時々のミューズとなった女性たちを緯糸にして、親密で詩的で機知に富んだ創作の世界をくりひろげたこの芸術家を、総点数250を上回る選りすぐりの作品で振り返ります。
[みどころ]
前衛美術のミューズとなった女性たち:女性を美しく、同時に客観的な目で捉えた写真家マン・レイ
マン・レイは1921年に文化・芸術の中心地であったパリへ渡り、「パリのアメリカ人」となってモンパルナスに暮らし、芸術家や文学者、モード界や社交界の人々とひろく交流しながら、さまざまな出会いと恋愛を経験します。恋人だったキキ・ド・モンパルナスやリー・ミラーのほかにも、多数の女性アーティストたちとたえず交友し、彼女たちを、新しい時代に生きる自由で自立した女性像として写真にのこしました。
シュルレアリスムとファッション
1920-30年代パリのアートとモード:マン・レイの新しい「目」と「センス」
シュルレアリストとしてモード誌に登場したマン・レイは、モデルをオブジェのように捉えたり、写真の新技術をとりいれるなど、ファッション写真に新風を吹き込みました。作品に魅了されたモード界、社交界の人々は進んでマン・レイの被写体になることを望み、そのポートレート群は一時代の西欧文化を見わたせるほどです。マン・レイの「交友録」ともいえるポートレートを中心に、新しいセンスで構成されたファッション写真の数々、当時のドレスやジュエリーも紹介します。
遊びとユーモアとエスプリ:「万能の人」マン・レイはその自由な「手」で、それらを作品化しつづけた
写真家としての名声のほか、画家であり映画作家であり文筆家でありデザイナーでもあったマン・レイは、芸術の諸領域を自由に行き来していた「万能の人」でした。たえず新しい技法を案出しながら変貌をつづけ、技術よりアイディアを重んじてきたその作品世界には、堅苦しいところや力んだところがありません。マン・レイは女性たちをテーマにして、作品世界をどのように展開したでしょうか。
マン・レイ
フィラデルフィア生まれ。ブルックリンで仕立屋を営む両親のもと、手先の器用な少年は画家になることを志す。ニューヨークでは既存の価値の破壊をめざすダダイストを名のり、芸術活動を開始。1921年にパリ・モンパルナスへ。シュルレアリストたち、社交界の人々と交友し、前衛作家としての活動のかたわら時流に先んじた肖像・ファッション写真家として活躍する。レイヨグラフ、ソラリゼーションなどの写真技法を初めて本格的にとりいれた。第二次大戦中はアメリカへ戻ったが、ふたたびパリへ。画家・オブジェ作家としての名声もやがて確立した。
主催:Bunkamura、 日本経済新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、 J-WAVE
企画協力:アートプランニング レイ