永島信也個展「神生みの臥所」

永島信也「龍の舞」 素材:黄楊

永島信也「龍の舞」 素材:黄楊

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会 期
20210417日 -  20210425
開催時間
13時00分 - 19時00分
最終日18時00分まで
休み
月曜日
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
ギャラリー花影抄
情報提供者/投稿者
開催場所
Gallery 花影抄
住所
〒113-0031 東京都
文京区根津1-1-14 らーいん根津202
最寄り駅
根津
電話番号
03-3827-1323

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

[ 作家のことば 永島信也 ]
肉体に魂が宿ったものが人ならば、器に願いを宿らせればそれは神となる。

御守りとは偶像であり、神の力の一欠片である。

神と妖怪、どちらもあちら側の存在ではありますが、
人が想像し創造したものとしては、共通しています。

テーマとしては自分自身これまで作り続けていたものですが、
それを表現する形として新たな挑戦をしていく個展となっています。

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このたび、彫刻家 永島信也の個展を根津のギャラリーとインターネット上の双方で開催いたします。
本展は、「キグルミヒメ」というシリーズ(幼時の神様が着ぐるみを被る図像)を中心に15点余りで展開します。

昨年の個展では、人の願いをこめる器としての根付彫刻を模索しました。その思索の結果として「懐中仏」のような「人が懐に持ち歩けるお守りのような彫像」という作品の可能性にたどり着いたと思います。その後、「キグルミシリーズ」と名付けた、幼時の神様が神獣などの着ぐるみを被っている根付や小彫刻の連作を作り、自分で持ち歩き始め、実際に伊勢市のレジデンスプログラムに向かう時に携帯して旅をしてきました。その中で何か確信を掴んで帰ってきたようです。日常の中で持ち主にとっての心の拠り所となるような作品を制作したいという作者の願望が、カワイイ強いエネルギーとなって新シリーズの中に満ちてくるような気がしております。

今展では、オブジェとしての小型木彫作品の新しい展開も注目しています。いままでは空想上の少女ばかりをモチーフとし、現実の世界とは一線を画したい、現実ではない絵空事だからこそ良いのだという気持ちが永島さんの中にあったと思います。新作の木彫は、セーラー服を着た生身の少女が刻まれています。永島さんが「現実的な日常」に向き合い、その中でもチカラを持ちうるモノを制作したいという願望の現れではないかとも考えます。それは自身が制作した「キグルミヒメ」たちが、持ち主との日々の暮らしの中でチカラを持つことを願う、その事とリンクしているのではないか? 空想のチカラが現実世界で実際のチカラを発揮するという関係、それが「ドラゴンとセーラー服の少女」の組み合わせとして象徴的に表れているし、現代における宗教心などとも結びつくと感じます。

永島さんは、一貫した主なモチーフとして美しい少女像を探求し続けていますが、この数年は少しずつ等身が縮まり年齢が幼く見える図像も見え隠れするようになりました。その等身のバランスとデフォルメ的な造形探求の着地点、主要な作品ラインとして、キグルミの連作となりました。デビュー当初に「コロポックル」という小さな妖精のシリーズのストラップを作っており、その延長上にあるものと思います。
美少女の木彫連作は、フィギュア造形の世界観を木彫に引き込んで展開してきましたが、キグルミシリーズの図像は、ソフビ人形の造形世界観を引き込んでいる印象が強くあります。サブカルチャーから(もはや「サブ」ではなくなり、文化の中心のチカラを持つに至っていると思いますが)また新たな要素を自身の作風に取り入れる貪欲さが感じられます。
ギャラリーとしても、永島さんの心境の変化、新しい挑戦がどのような形で実を結ぶのか楽しみに見守っていきます。

Gallery花影抄 橋本達士

関連イベント

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http://hanakagesho.blog17.fc2.com/blog-category-10.html

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