小林紀晴 写真展「ring wandering 悲しき迷走」

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会 期
20210615日 -  20210704
開催時間
11時00分 - 18時00分
入場料
無料
この情報のお問合せ
08059887720
情報提供者/投稿者
開催場所
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
住所
〒605-0038 京都府
京都市東山区堀池町374-2 京都写真美術館
最寄り駅
東山
電話番号
080-5988-7720

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

私が生まれ育った八ヶ岳の裾野は冬の寒さが厳しい。その季節、あたかもすべての生命が凍てついてしまったかのように死を強く連想させる。夏のあいだ迷走しながら成長した植物は、冬にその痕跡をあらわにする。一方、古く縄文の時代から人々はこの地で野生動物を追ってきた。追われる動物たちもまた迷走する。枯れた草木は罠のように立ちはだかる。やがて捕らえられ、大地に滴る動物の血は体温とひきかえに湯気をあげる。そのさまは生の象徴のようにも、生と死の交換のようにも映る。人もまた冬枯れのなか、植物と動物のあいだで迷走する。3つの回帰の輪は冬にだけ触れあい、重なる。より死と生があらわになる。それらは悲しくも美しい。

【リングワンダリング】(英: ring wandering ) 人が山中などで方向感覚を失い、無意識の内に円を描くように同一地点を彷徨い歩くこと。

※本展は、過去にニコンサロン(銀座 2014年、大阪 2015年)で展示したシリーズを再構成した内容になります。
冬に故郷(長野県諏訪地方)を大判フィルムカメラで撮影。モノクロ写真はバライタ印画紙でプリントしました。

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