臺灣記憶 雕刻展

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会 期
20210412日 -  20210417
開催時間
11時30分 - 19時30分
この情報のお問合せ
いりや画廊
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
いりや画廊
住所
〒110-0014 東京都
台東区北上野2-30-2
最寄り駅
入谷
電話番号
03-6802-8122

詳細

展覧会内容

臺灣記憶雕刻展
賴永興 宋璽德 江孟禧、陳凱智 邢力云
夏愛華 吉田敦 水谷篤司 芝田典子
2021年4月12日から4月17日
11時30分〜19時30分(最終日16時)

2020年、私たちは今まで経験したことのない出来事に遭遇致しました。共に喜びや悲しみを共有する機会が減り、様々な想いや気持ち、またそれを表現する場さえ失いかけています。焦りの続く状況の中、僅に見つけた行先不明な工夫や挑戦も未だ結果に結び付かない状況の中で、私たちは正しい情報を収集し、そして自ら判断をすることで新たな日々に対応しています。
しかし、彫刻家にはこのような状況だからこそ視覚化できる形があります。自分の気持ちや思い、主張から導かれた彫刻は、まさにその時代だからこそ感じる思いを表現しています。それらこそ、まさに未来へと繫る形であると私は考えます。デジタル的な現代アートが主流になりつつある昨今、素材の匂い、手で感じる表面のテキスチャー、身体で感じるボリューム感、光を受けることで感じる立体感、彫刻は五感を通して、作り手の思いや感情を感じることのできる唯一の美術ではないでしょうか。

この度、台湾を代表する彫刻家であり、我が国においても彫刻を学んだ経験を持つ賴永興、宋璽德。若手でありながら著しい活動を続ける江孟禧、陳凱智、邢力云、夏愛華。そして現在台湾を拠点とし、日本と台湾両国で制作と発表を続ける3名の日本人彫刻家、吉田敦、水谷篤司、芝田典子による作品を展示致します。
この展覧会名である「台湾記憶 彫刻展」とは、両国の文化や歴史、そして習慣を自ら吸収し、その記憶を彫刻家として視覚化するとの思いからつけられました。現状況の中で、国としての枠組みを外し、世界を一単位とする中では、彫刻家にとっての制作に対する思いは皆同じです。この様な時代だからこそ改めて原点を模索し、共に失われた彫刻本来の存在意味を見つめ直すことで、未来へとつながるSustainable Sculpture(持続可能な彫刻)が創出できるのではとの思いを込めました。
                            
                                    企画・出展作家 芝田典子

宋 璽德
1964 出生於基隆
1999 日本國立東京藝術大學美術研究科 博士畢業
現職 國立臺灣藝術大學美術學院雕塑學系專任教授
展覽:
2020 「幻境山水」宋璽德雕塑展/ 大象藝術空間館,臺灣,台中
2019 「INK ASIA水墨藝博」/香港會議展覽中心,香港
2018 「海.光.雨」宋璽德雕刻展/ 國立臺灣藝術大學,臺灣,新北市
作品典藏:
2017 山水系列 基隆市文化局
2016 小島系列 國立台灣美術館藝術銀行典藏
2010 流星雨系列 鳳甲美術館典藏

賴 永興
1963 台湾彰化県生まれ
1996 二科展 特選 
1998 第7回日本現代具象彫刻展 優秀賞
1997 多摩美術大学彫刻科卒業、99年同大学院修了
2002 金沢美術工芸大学博士課程修了
2006 Co6台湾前衛ドキュメント入選 国立台湾美術館
2016 ART TAIPEI 2016
2018 自刻相&自刻像 頼永興木個展 THE 201 ART 台中市
2018 The 35th Annual Sculpture Survey by Gomboc Gallery and Sculpture Park, Western Australia
2019 【浪潮】台湾具象木彫芸術50年 彩雲芸術

江 孟禧
2009 国立台湾藝術大学 彫刻学部 卒業
2012 麗寶彫塑新人獎 金獎 麗寶文化藝術基金会
2012 台湾国際木彫コンクール 第三位 三義木彫博物館
2014 国立台北藝術大学 美術学部 美術創作大学院 修了
2016 「入木三分」台日泰木彫藝術交流展 バンコク
2017 明天當代彫塑獎 入圍決選 四川美術學院
2018 「之間」江孟禧個展 台北
2019 全国美術展 彫塑類 銀牌獎 国立台湾美術館
2019 「巢男札記」江孟禧個展 台北
2020 台北国際アートフェア 台北

陳 凱智
1988年生まれ,
2009台湾藝術大学彫刻学部で彫刻を学び始め、その間多摩美術大學雕刻科に交換留学で半年木彫制作。
2019台湾藝術大学大学院彫刻学部修了。現在は板橋435藝文特區レジデンスと創作活動。主な創作の素材は木材。作品テーマはずっと動物を主軸としている。幻想的な動物が対象。動物の形は心の想像からきており、それを彫刻で制作している。彫刻刀でひとノミひとノミ木材を削る過程の中で、違う素材感を感じ、それぞれに違う木目は作品に無限の想像を与えてくれる。

邢 力云
1991年台北生まれ、国立台湾芸術大学彫刻学部金属専攻を卒業。
2015年、サンフランシスコ芸術大学ジュエリーとメタルアート専攻で修士号を取得。第52回アメリカンクリエイティブクォータリーアートカテゴリーセレクションを獲得しました。現在、国立台湾芸術大学彫刻学部の非常勤講師、「以覺學金工實驗室」の工芸コースの講師。パーソナルクリエーションは、工芸と彫刻を組み合わせ、女性の生活に焦点を当てた一連の作品を展開しています。

夏 愛華
1973 台湾生まれ
2000 國立台湾芸術学院 卒業
2003 沖縄県立芸術大学大学院 修了
2017 邂逅之海 沖縄縣立美術館10周年紀念展/沖縄県立博物館・美術館(沖縄)
2018 個展 妖精湖への旅/中華大学(台湾新竹)
2018 福州国際漆芸ビエンンーレ/朱紫坊38号漆美術館(中国)
2019 個展 雨あがるまで/月臨畫廊(台湾台中)
2019 マブニピースプロジェクトイン済州「平和と鎮魂」展/西歸浦藝術的殿堂(韓國)
2020 動物研究室/241藝術空間(台湾新竹)
2020 個展 再生の森 /尼崎市総合文化センター(兵庫県)

吉田 敦
1967 群馬県生まれ     
1993 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。   
1999~2002 中国政府奨学生 中央美術学院留学
2008~ 台湾大葉大学造形芸術学科勤務
2017 韓國 龜尾市江東文化福利會館 開館紀念 雕刻展
Thailand –Japan Contemporary Art Exhibition 2017
2018 第12回 桐生市有鄰館芸術祭 376 ART Biennale 2018
2019 【識相·非象】 The Aesthetic Education Position of Taiwan Sculpture
「Circle」4大学国際交流美術展 Chiang Mai
2020  Stray Birds 197-2020 East Rift Valley Land-Art Festival

水谷 篤司
1975 岐阜県生まれ
2000 東京造形大学美術専攻II類(彫刻)卒業
2002 沖縄県立芸術大学大学院 修了
2018 個展 交差する風景/秋吉台国際芸術村(山口)
2018 EXHIBITION SIBUYA AWARDS DECADE/渋谷ヒカリエ(東京)
2019 Pulzus Art Camp /Haaz Rezso 美術館(ルーマニア)
2019 2019亞太木質藝術交流展/三義木彫博物館(台湾)
2019 EAPAP 2019島唄the Island Song/済州4.3平和公園(韓国)
2020 RE-VISITING LANDSCAPE/嘉義市立美術館(台湾)
2020 The History of Okinawa’s Fine Arts /沖縄県立博物館・美術館(沖縄)

芝田 典子
2005 文化庁新進芸術家国內研修員(日本)
2016 財団法人大木記念美術作家助成基金(台湾研修)
2016 HASLLA ART WORLD Residency(仁川・韓国)
2017 助成NPO法人山梨メセナ協会(台湾)
2018 2018旗津黒沙玩藝節(高雄・台湾)
2019 The 9th wood sculpture Symposium 2019 in Ringkobing(デンマーク)
2020 板橋435藝文特區レジデンス(台湾)
2020 三義木藝傅習計畫(三義・台湾)
2005、2015、2016、2017、2020年 個展

主催・協賛・後援

いりや画廊

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