開催時間 |
11時00分 - 19時00分
|
---|---|
休み |
日曜日,月曜日
|
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
√K Contemporary
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒162-0836 東京都
新宿区南町6 |
---|---|
最寄り駅 | 牛込神楽坂 |
電話番号 | 03-6280-8808 |
本展は2020年12月号の美術手帖に掲載された梅津庸一監修の巻頭特集「絵画の見かた」を副読本とした企画展で、梅津氏を中心とした「絵画の見かた reprise展」実行委員会が主催となり、開催するものです。同特集に掲載された若手作家から物故作家までの総勢約30名、約50点あまりの作品を一堂に会し、展示販売いたします。
本展は様々なジャンルや世代の作家たち約30名の作品を通して絵画の「見かた」そして、見取り図を解きほぐし、再構成しようという試みをしています。もっともベーシックな芸術表現である「絵画」をある一つの視点から観るのではなく、多角的に見る事で、「絵画」の持つ性質や特性、そして取り巻く状況や慣習を改めて見直していきます。
新型コロナウイルス感染拡大により、私たちの生活様式やアートを取り巻く環境が変化している今、オンラインでアートを見るという機会が増え、直に作品を見るという事が貴重な体験となってきています。このような状況下で、改めて「絵画」の実存性を認識し、人と絵画、さらには絵画と絵画の関係性を考察するものです。
今回の企画・監修を手掛けた梅津庸一氏は、「本展が自分なりの『絵画の見かた』を考えるきっかけになれば」と語っています。
多様なジャンル、世代の作品を通して、ぜひ「絵画」を再発見してみてください。
【出展作家】
星川あさこ、塩川高敏 、島田章三、高松ヨク、西村有未、 梅沢和木、梅津庸一、青木陵子、若松光一郎、カジ・ギャスディン、落田洋子、KOURYOU、安藤裕美、杉全直、田中秀介、たんぱく質、服部しほり、藤松博、石井海音、ペロンミ、中園孔二、弓指寛治、木下晋、海老澤功、池田剛介、續橋仁子、小野理恵、しー没、リチャード・オードリッチ、岡鹿之助
【企画・監修|梅津庸一】
梅津庸一は1982年山形県生まれの美術家。東京造形大学絵画科卒業。
ラファエル・コランの代表作≪フロレアル≫を自らの裸像に置き換えた≪フロレアル(わたし)≫(2004-07)や、同じく自身がモデルとなり、黒田清輝の≪智・感・情≫(1897-90)を4枚の絵画で構成した≪智・感・情・A≫(2014)など日本の近代洋画の黎明期の作品を自らに憑依させた自画像をはじめとする絵画作品などで知られる。
そのほか自身のパフォーマンスを記録した映像作品、ドローイング、陶芸、自宅で20歳前後のメンバー複数人と共に制作/生活を営む私塾「パープルーム予備校」(2014-)の運営、自身が主宰するパープルームギャラリーの運営と企画、テキストの執筆など活動は多岐にわたる。一貫して美術が生起する地点に関心を持ち、作品の内側とそれを取り巻く制度やインフラの両面からアプローチしている。
主な展覧会に、個展「未遂の花粉」(愛知県美術館、2017)、「恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画」(ワタリウム美術館、東京、2017)、「パープルタウンでパープリスム」(パープルーム予備校ほか、2018)、「百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-」(東京都現代美術館、2019)、「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」(日本橋三越 MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY、2020年)、「平成美術:うたかたと瓦礫デブリ 1989-2019」(京都市京セラ美術館、2021年)。作品集に『ラムからマトン』(アートダイバー)。美術手帖 特集「絵画の見かた」(2020年12月号)の監修。
主催 : 「絵画の見かた reprise」実行委員会
企画・監修: 梅津庸一
企画協力 : 美術手帖
会場協力 : √K Contemporary
新型コロナ感染拡大防止対策のため、場内混雑を避けるため入場制限をさせていただく場合がございます。
何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。