開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
月曜日,火曜日,水曜日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
KATSUMI YAMATO/無一物 03-5687-6787
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒111-0053 東京都
台東区浅草橋4-1-2 ミツボシビル4F |
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最寄り駅 | 浅草橋 |
電話番号 | 03-5687-6787 |
このたび、ミスミ コウ 個展「 触れ|られ|る|ない 」を開催いたします。
ミスミ コウは、筑波大学 芸術専門学群 立体構成を卒業し、同大学 大学院 構成専攻 総合造形領域を修了し、現在は東京を拠点に制作活動をしています。
ミスミは宮島達男、名和晃平作品から影響を受け、村上隆のコンセプトからヒントを得た作品制作を展開。
ある時、水中に浮かぶフィギュアを見て以来、時間が止まる感覚を覚えた。
またある時、 箱型のガラスケースの中に展示されている、高価な宝石を見て、「盗まれないように」「触れないように」展示している物がとてもダサく感じた。
宙に浮かんでいるものは時間が止まって見える。
箱型のケースに入れられた、ダサいもの。
それらの固定概念を覆す作品がテーマとなっている。
本展では、 境界は画され、その内と外とは隔てられ、水中で浮遊する物体。
水槽のガラスという境界に遮られた彼らを、外からは見ることしかできない。
ほとんどの情報は遮断され、光すら微妙に歪められてしまう。
水槽の外の力で光り輝く電球。
見る人との距離に応じて時間の刻み方を変える時計。
目の前に立つ人にだけ、音を届けるラジオ。
時と共に腐敗を進め、境界の外と内に同じ時が流れることを示す花。
多角形の容器は手で殻という境界を壊し、内にあるものに触れられる。
不透明な殻に覆われた多角形の容器。
その内で細線を疎に組んだ構造に支えられた物体は、そのままでは見ることすら叶わない。
確かに画された境界を越え、外から内、内から外へと”触れる”試み。
境界を越える試み。
時間は止まらない・・・
箱型ガラスケースの中で浮かび、「モノ」が動くという意外性、「境界オタク」の作品をこの機会にご覧ください。
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