近藤智美 ー逃げる夢のしっぽー

近藤智美 ー逃げる夢のしっぽー
    タグ
    • 印刷する
    • add calendar
    会 期
    20200928日 -  20201010
    開催時間
    12時00分 - 18時00分
    休み
    日曜日
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    GALLERY KOGURE TOKYO
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    GALLERY KOGURE TOKYO
    住所
    〒101-0051 東京都
    千代田区神田神保町2-14-19
    最寄り駅
    神保町
    電話番号
    03-5215-2877

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    誰でも毎日見る夢。深層心理から繰り出され、モラルもルールもなく無限大なその世界は唯一自分しか知り得ない聖域でありながら、思いのままにならない難攻不落の敵でもある。日々の些細な出来事とあらゆる情報、 本心や欲望、脅威やストレス、愛情と喜び、そして忘却の彼方に至るまで、膨大な脳内情報が眠りの度に編集されロードされる。

    近藤は10年前から夢を記録し始めた。簡単なことではない。眠りの度、まだ目覚めきれないうちに筆記する作業は、日々内筋を鍛え上げるようなもので、無意識な脳裏を意識するという鍛錬だ。10年といえば、アーティスト近藤智美の明らかな誕生よりも前にさかのぼるのだから、これまでの彼女の世界観に多大なる影響を与えてきたのは彼女の脳裏そのものという事になる。夢日記は取扱う人によっては度が過ぎると精神に異常をきたすとも言われるが、近藤は強かった。近藤智美の夢の中、是非ご高覧ください。

    GALLERY KOGURE

    「こんな時代に夢日記」

    ここ10年くらい夢日記をつけている。

    内容は、戦争、エロス、美術、宇宙、巨人もの、便所、死体、イカタコ頭足類、母、猫、幼なじみのひろ子ちゃん。など。高解像度の悪夢を見る。

    まず寝起き5分というのが大事だ。
    ここで夢のしっぽを掴まないとするりと逃げていってしまう。
    自意識が発動してしまってもいけない。かといって無意識に偏り過ぎるのもよくない。
    出来るだけ寝ぼけ続けた状態で、悪夢のディテールを淡々と追っていく。
    「強力な合理性を身につけ、敢えて非合理の世界と向き合う姿勢を持つこと」(河合隼雄)

    夢はそうやってこちらを試してくるらしい。
    私が悪夢を面白がるうちは、夢もちゃんと答えてくれるようだ。

    私にとって夢日記は、現実に戻って生き延びる力をアップさせてくれるものだ。
    それが作品に反映されればと、シリアスにならない方向を目指して油絵におこした。

    今回の個展は夢によく出てくるシチュエーションの中から、第一弾として
    「母、母性」にふんわりとテーマを絞り制作した。
    精神看護学に関わっている母に心理学に関する教材を貸して欲しいと乞うたところ
    「ネットで調べたら?」と有難い助言をしてくれた母親に捧げたいと思う。

    人に見せるつもりで書いていないものが読み手を意識した途端変わってしまうかもしれないのは残念だが、それはそれで美術の始まりでもある。

    みんなの夢も聞かせてください。

                                                                 近藤智美

    平均:0.0 
    レビューした人:0 人

    近くの展覧会

    人気の展覧会

    <<        >>

    クリップした展覧会はありません。