開催時間 |
12時00分 - 18時30分
最終日17時00分まで |
---|---|
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
ギャラリーキドプレス/Gallery KIDO Press
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0021 東京都
千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 204号 |
---|---|
最寄り駅 | 末広町 |
電話番号 | 03-5817-8988 |
ギャラリーキドプレスでは、「B-Boy」と「Buttai」の作品で、近年、世界各地で注目を集めている、小畑 多丘の2回目となる展覧会「ノリトグラフ 2」を開催するとともに、同時に「MONOTYPES」展を開催いたします。
今回、小畑は伝統的な石版を使ってリトグラフの制作をいたしました。石の持つ圧倒的な抵抗感を感じながら描くことは、素材の質量を感じながら制作をする彫刻家ならではの重厚感を保ちつつ、自由な表現の発露となっています。
また、リトグラフの特徴である豊かな濃淡と色彩の重なり合う極めて複雑な表現は、小畑の最も得意とするイメージをより重厚に仕上げています。
一方、その言葉の通り、一点しかできないモノタイプの制作は、即興的に版の上で描いたイメージをエッチングプレス機の強力な圧力でくまなく刷りとったものをベースしています。版画の技法的な制約にとどまるところを知らない奔放な世界は私たちを心ときめく世界へと導いてくれます。
作家コメント
個展“ノリトグラフ2”をキドプレスにて4年ぶりに開催いたします。
”ノリトグラフ”は2016にノリ重視で作るリトグラフとして実験的な個展としてキドプレスにて開催しました。
計画的ににつくる木彫と対照的に、即興で作るドローイングや、ドローイングのように手捻りで作った粘土を野焼きしたり、本焼きしてセラミックにした彫刻、等身大の木彫の服のパターンに粘土を落っことしそれを乾燥させ着色した重力物体シリーズのBUTTAIの原形も、”ノリトグラフ”で初めて展示をしました。
今回の”ノリトグラフ2”では前回の彫刻のスケッチの延長上にあったリトグラフから、さらにアブストラクトになったリトグラフと、去年イギリスのブリストルで初めて出会ったモノタイプをより進化させたシリーズのモノタイプとシンプルに刷っただけのもの、下地を描きその上にモノタイプを刷ったもの、モノタイプの上にドローイングを加えたものなどを展示します。
個展が続きますが、先日のPARCELでのキャンバス、Akio Nagasawa Gallery 第三期でのシルクスクリーン、とはまた全く違う質感の平面作品の個展になります。
ぜひこの機会に彫刻家の作るリトグラフとモノタイプを見に足をお運びください。
よろしくお願いします。
同時開催「MONOTYPES」