開催時間 |
10時00分 - 18時00分
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休み |
休廊:日
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クリエイター在廊 |
有
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展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
下記URLのコンタクトフォームをご利用ください。
https://www.michikoaizawa.com/contact |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒171-0052 東京都
豊島区南長崎6-1-3 |
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最寄り駅 | 東長崎 |
電話番号 | 03-3953-5155 |
東京在住のアーティスト、Michiko Aizawaと海岸真紀子による2人展を開催します。
Michiko Aizawaは2012年武蔵野美術大学基礎デザイン学科を卒業後、 国内での展示活動を意欲的に行いながらイラストレーションや絵画を制作しています。 海岸真紀子は2012年武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、油彩、オイルパステルなどを使った絵画や壁画などを制作してきました。2020年1月1日から1日1個、小さい樹脂粘土の立体作品を作り、Instagram・Twitterに投稿し続けています。
人間の内面は外からは見えない。他人には見ることができない。では、自分では見ることができるかというと、それもできない。自分の中にあるものを表現しようとして考えを巡らせても、内面というものをクリアな像として認識することはできない。 それはまるで、別の宇宙を、別の惑星を見るようだ。
その中からなんとか何かを掴んで、描き出し作り出し、見える形=作品にする作業が、生きる上での重要な作業になっている。
今回の2人展開催を決めた2019年の年末、SNSで展示用のアカウントを作り、2020年10月27日の展示開始当日まで毎日作品 をアップし続けようと決めた。2人で交代で、毎日19時にInstagramに投稿する。Michiko Aizawaはドローイングを、海岸は 今回展示する粘土を投稿した。そしてその日投稿された作品については、お互い個人的にコメントし合った。
最初に述べた自分の内側の宇宙から掴んできたものを世界へ広く、同時に決まった人間に投げかけ続ける。「今日はこんなの拾ってきた」と見せ合うような活動だ。自分とよく似た相手の、自分のそれとは全く違った宇宙を定時観測し続けるようだった。
同じアカウント内に交互に並ぶ作品を見返し、自分と相手の表現の変化に対峙した。その変化にはそれぞれのペースがある。当たり前のことだが、一つのページにアーカイブされているとそれがよくわかった。 そして人も自分も変化していることを清々しく感じた。
私たちは皆、変化している。体が新陳代謝するように、過去のある時点とは違う思考をし行動をする。 よろこびやかなしみや悩みもずっと持っていることはできず、嫌でも日々新しくなってしまう。 1日前とは、1週間前とは、1ヶ月前とは、1年前とは、別の場所にいるかのようだ。別の時空へ移動している。それを自覚して楽しむことをすこやかと呼びたい。
<2020.8 MichikoAizawa・海岸真紀子>
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詳細が決まり次第、instagramアカウント(@sukoyaka_planet)にてご案内いたします。