道草展:未知とともに歩む

道草展:未知とともに歩む
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    会 期
    20200829日 -  20201108
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    入場は17時30分まで
    休み
    月曜日 ただし9月21日(月・祝)は開館
    入場料
    有料
    一般900円、高校生以下・70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
    ※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です。詳しくはお問合せください。
    ※学生とシニアのための特別割引デー「FirstFriday」→学生証をお持ちの方と65歳~69歳の方は、毎月第一金曜日(9月4日、10月2日、11月6日)100円
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    水戸芸術館現代美術ギャラリー
    住所
    〒310-0063 茨城県
    水戸市五軒町1-6-8
    最寄り駅
    水戸
    電話番号
    029-227-8111

    詳細

    展覧会内容

    異常気象や環境汚染など、今日、人間の営みが環境に与える影響はその在り方を問われる重大な局面を迎え、政治や経済に対して積極的な対策を求める声が世界各地で上がっています。本展は、このような社会的意識の高まりを背景に、植物への関心やフィールドワークから生まれた現代美術作品を通して、人間がその環境とともに歩んできた道のりを考察する展覧会です。植物にまつわる歴史や人ならざるものの存在に目を向けてきた6組のアーティストによる、ドローイングや写真、映像、インスタレーションなどのさまざまな表現から、人間と環境のつながりを考えます。
    本展はまた、人間と環境のつながりの「これから」を参加者とともに想い描く関連プログラムを実施します。気候変動適応に関する資料室や講座の開設など、体験や対話を通した双方向的な学びから、一人ひとりが地球規模の問題や共存社会を思考する機会を創出します。

    「見どころ」
    〇国内外で活躍する6組のアーティストの作品を通して、人間と環境のつながりを考える現代美術の展覧会です
    ロイス・ワインバーガー Lois Weinberger
    露口啓二 Keiji Tsuyuguchi
    ロー・ヨクムイ(羅玉梅) Law Yuk-mui
    ミックスライス mixrice
    ウリエル・オルロー Uriel Orlow
    上村洋一 Yoichi Kamimura

    〇日本初公開作品や新作、遺作を含む約40作品を展示
    ロー・ヨクムイ、ミックスライス、ウリエル・オルローら海外の注目作家による日本初公開作品や、美術と音楽の両分野から注目を集める上村洋一の新作、ロイス・ワインバーガーの遺作など本展でしか見られない作品を一挙にご覧いただけます。また、露口啓二によるインスタレーションは、代表作を再構成した今までにない試みでの展示となります。

    〇「植物の扱い方は社会そのもののあり方を物語る」-「自然」と「第二の自然」のあわいから見えてくるもの
    第二次世界大戦以後、社会のなかには人間と環境の共存を模索する動きが常にあり、その思想に共鳴する芸術表現も多く実践されてきました。日本ではまた、東日本大震災もアーティストたちが環境について考える大きな契機となりました。しかし一方で、持続可能性を省みない開発や資源の利用、地球温暖化が世界各地で続いていることもまた事実です。
    本展では、人間活動とは切り離せない普遍的テーマである「人間とその環境とのつながり」を、特に90年代以降に制作された作品をとおして掘り下げます。そのなかには、自然との境界において立ち現れる、支配構造や歴史の忘却、社会的不公正など「第二の自然」としての人間社会における矛盾やねじれに対する批判的な視点が映し出されています。この視点は、ワインバーガーの言葉を借りれば「植物の扱い方は社会そのもののあり方を物語る」からこそ可能なアーティストによる詩的かつ政治的な問題提起ともいえるでしょう。

    〇未知とともに歩む-芸術実践におけるフィールドワーク
    本展では、サブテーマとして芸術実践におけるフィールドワークにも目を向けます。予測されるゴールではなく作品制作のプロセスに重心を据え、参加や観察、記述を通して対象の多層的な有様に迫るこの手法は、状況のドキュメントに止まらず、対象が時をかけて移ろう有様や情緒といった記述化し難い領域を作品のなかに捉えることによって、見る者の想像力を掻き立てます。他方、これらの作品を、芸術実践における対象との非対称性や表象の問題を意識したアプローチの例として議論することもできるでしょう。
    また、出品作品の一部は、環境のなかに身を置き、作品創作の過程に未知なる環境的要素が浸透してくることを受け入れた芸術表現としても見ることができます。作品に宿されたアーティストの身体的な感覚(またはその消失)がもたらす環境的、周縁的なパースペクティブは、「人間と環境のつながり」を問い直すヒントとなるでしょう。

    関連イベント

    ■多世代向けプログラム「秋の道草らぼ」

     北野謙と道草で見つけた植物を感光させる日光写真を、和田文緒と展示作品の印象を基にオリジナルの香り
    を精油でつくります。

    日程:北野謙ワークショップ 10月24日(土)、25日(日)
       和田文緒ワークショップ 10月31日(土)、11月1日(日)
    会場:現代美術ギャラリー ワークショップ室ほか
    講師:北野謙(写真家)、和田文緒(香りと植物の研究家・アロマセラピスト)
    参加方法:要申込・抽選
     ※詳細は水戸芸術館HPをご覧ください

    主催・協賛・後援

    主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
    後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、在日スイス大使館
    助成:芸術文化振興基金
    協力:株式会社ジェネレックジャパン、サントリーホールディングス株式会社
    企画:後藤桜子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)

    関連情報

    [同時開催]
    ■クリテリオム97 肥後亮祐
    若手作家と当館学芸員が共同企画する新作中心の展覧会シリーズ。
    肥後亮祐は、慣例や常識を問い、アートを通して考察するアーティストです。彼は、日常において無意識
    のうちにとるしぐさや振る舞い、発話などに着目し、作品を制作してきました。本展では「Google Map 上
    に誤記載された幻島」を題材に、社会や個人が無自覚にまたは意図的につくりだす「虚構」とその伝播に
    ついて考察し、新たなかたちでの継承を試みる作品を発表します。

    会期:8月29日(土)~11月8日(日)
    会場:現代美術ギャラリー第9室
    主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
    企画:井関悠(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
    ※クリテリオムは、ラテン語で「基準」を意味し、若手作家の新作を中心に紹介する企画展です。
    ※料金は展覧会入場料に含まれます。

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