松井農園さんのナチュールワイン販売会

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会 期
20200821日 -  20200823
開催時間
13時00分 - 18時00分
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場者が多数の場合は、入場制限を行う場合がございます。
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
先着順に販売 限定120本(各日40本) 売り切れ次第終了

松井農園ナチュールワイン「M」
日本ワイン|果実酒|原材料:ぶどう(岡山県産)|アルコール分9%|750ml
販売価格 3850円(税込み)

※松井農園さんが育てたマスカット・オブ・アレキサンドリアの枝を燃やした灰をガラスに溶かし込んで、吹きガラスで作ったガラス作家白神典大さんのワイングラスも展示即売を行います。
白神典大さんのグラスワイン
販売価格4950円~(税込み)
この情報のお問合せ
アートスペース油亀
情報提供者/投稿者
開催場所
アートスペース油亀
住所
〒700-0812 岡山県
岡山市北区出石町2丁目3-1
最寄り駅
岡山
電話番号
086-201-8884

詳細

展覧会内容

◆「リハイクル」果実の灰でうつわを作る
私達油亀スタッフは、2015年から岡山県内の桃農家、ぶどう農家の方々に相談して、ひとつのプロジェクトを続けております。
岡山では清水白桃やマスカット・オブ・アレキサンドリアなど、美味しい果実が育てられています。
実るまでには細やかな手入れが必要で、生育過程での木々の「剪定」もそのひとつです。剪定された木々は、普段燃して捨てられています。
その捨てられるはずの、果樹の枝を燃やした灰を集め、全国の作り手(陶芸家やガラス作家)に届けています。
受け取った作り手は、その灰をふるいにかけたり、水につけたり、それぞれの技法で釉薬に仕上げ、その釉薬でうつわを作るという活動です。
木・灰・うつわをつなぎ、循環させることで、新しいサイクルを生み出すこの仕組みを「リハイクル」と名付けています。

◆松井農園さんのナチュールワイン
今回、この灰をいただいているぶどう農家のひとつ、倉敷市船穂町にある、松井農園さんのナチュールワインを、昨年に引き続き、油亀にて販売することになりました。
去年は8日間のみの販売でしたが、120本すべてが完売。
惜しくも買うことが叶わなかったお客様も続出。
運良く購入することができたお客様からは、「あまりにも美味しかったので、また飲みたい」という声を多数いただきました。
これ以上ないくらい鮮烈なデビューを飾った幻のワイン、それが松井農園さんのナチュールワイン「M」なのです。

本年は三日間での販売となり、ますますの争奪戦が予想されます。
岡山県が世界に誇る、最高の国産ナチュールワインです。
ワインの詳細は、下記を御覧ください。

◆マスカット・オブ・アレキサンドリアの灰を溶かしたワイングラス
今年は、倉敷市のガラス作家、白神典大さんがこの販売会のために、特別にワイングラスを制作。
しかも、松井農園さんが育てたマスカット・オブ・アレキサンドリアの灰を溶かして作ったワイングラスです。
ワインとあわせて展示販売いたします。
倉敷市が世界に誇る珠玉のワインとワイングラスの妙を、ぜひご覧いただけたらと思います。

◆松井農園さんと油亀の出会い
松井農園の松井一智(まついかずのり)さんとの出会いは 2016 年。油亀の特別プロジェクト「果実の灰でうつわを作る」の前身となった「桃灰作器」に松井さんの奥様、まどかさんが遊びに来てくれたのです。 桃の灰から生まれた作品が、一堂に会している様を目の当たりにされた、まどかさん。自分たちが栽培するぶどうの灰からも、うつわが作れるものなのかと、とても興味津々。そのときのキラキラとしたまなざしが、 今も脳裏に焼きついてはなれません。これがご縁となり、私は松井さんの農園を訪ねるようになりました。 剪定作業などを勉強したり、切りおとした枝を燃やす場に立ち会わせてもらったり。その灰を分けてもらい、 陶芸家のみなさんに、油亀からお届けするようになったある日のこと。松井さんが、国産のナチュールワイン用に、特別なマスカットを育てていることを教えてくれました。そのマスカットが、全国のワイン関係者が大注目するものと知った時の衝撃と言ったら!ゆくゆくは自分たちでもワインを作ることを目標にされていると知った時の驚きと言ったら!!それからずっと、松井さんのワインを油亀で紹介したいなと、思い続けてきた、その願い。昨年(2019年)に開催した油亀の特別プロジェクト「果実の灰でうつわを作る」で叶うことになりました。

◆ラ・グランド・コリーヌの大岡弘武さんと松井農園さんのマスカット・オブ・アレキサンドリア
ナチュールワインの世界で、その名を知られた醸造家、大岡弘武(おおおかひろたけ)さん。フランスでワインを作られていた大岡さんは、日本でもワインを作りたいと拠点を求め、自分が納得のいくぶどうを育てるために、ぶどう畑を探していました。その際に、理想のぶどうを作るぶどう農家として、白羽の矢がたったのが、松井さんでした。松井さんが育てているマスカット・オブ・アレキサンドリアは、畑に除草剤や肥料を一切、使っていません。燦々と降り注ぐ太陽と、大地の恵みを一身に受けたマスカットは、当然美味しい。大岡さんがこのマスカットで生みだしたワイン「LE CANON 」は、大変な好評を博すようになりました。しかし、 松井さんには、どうしてもやり遂げたいことがありました。もともと、松井さんは関西でフレンチのシェフをしていました。ワインと料理を学ぶため、フランスに留学。大岡さんともそこで知りあったのだとか。「マスカットをおろすだけでなく、自分たちのワインを作りたい」という長年の熱き想いを、胸に秘めていたのです。2010年、日本に戻った松井さんは、地元倉敷で130年の歴史を誇るマスカット・オブ・アレキサンドリアの生産を勉強するために農業研修を受け、2012年に新規就農。そして2018 年、大雨や酷暑にもまけず、力強く育ったマスカット・オブ・アレキサンドリアを収穫。そのぶどうを漬けて2019年に松井さんは、ついに念願のワイン作りを叶えたのでした。

◆松井農園さんのワイン「 M 」
松井さんは、このワインを作るにあたり、樹の上で実を完全に熟成させた、マスカット・オブ・アレキサンドリアを使いました。通常、糖度 16 度で美味しいとされるマスカット。それを松井さんは 20 度にまで引き上げることに成功。その実を一つ一つ、房を傷つけないように手で摘み取り、種も皮もまるごと浸すマセラシオン・カルボニック製法を使い、希少なナチュールワイン「 M 」が誕生したのです。「 M 」の由来は、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」「松井農園」「むすめさんの名前」それぞれに共通する「 M 」から、名付けられました。ぶどうのチカラで微発泡をまとった味わいは、ウルトラフレッシュ。レモンやグレープフルーツ、柑橘の香りがふわっと広がります。一口のめば、また一口。二口のめばさあ三口。美味しいって罪な味。それでもその魅力にあらがえない。魅惑・誘惑・蠱惑のワインに仕上がりました。すでに料理店やナチュールのワイン専門店などに、行き先が決まっているものがありますが、なんとなんと、松井さん。特別に、今回も120 本分のワインを先行販売できるように、油亀のために確保してくれました。この素晴らしいナチュールワイン「 M 」が、いよいよお披露目。その舞台として、油亀の特別販売会が大決定。酸化防止剤も添加物も一切不使用。マスカットの味わいそのまま。つまりは、マスカットが 美味しくなければ、ワインも美味しくありません。マスカット本来の美味しさが、ぎゅぎゅっと凝縮されたこの味わい。至福口福、まさに珠玉の一本でございます。

◆プロフィール 松井農園 松井一智(まついかずのり)
1980年 岡山県倉敷市生まれ
1999年 岡山県立水島工業高等学校卒業
2001年 辻調理技術専門学校卒業後、2010年まで大阪・神戸のレストランにてフレンチのシェフとして勤務、約1年間はフランスに留学
2010年ー2012年 農業研修
2012年 就農
2016年 ワイン醸造家の大岡弘武さんが岡山に移住され、2017年ワイナリー立ち上げからワインの生産を手伝う

◆マスカット・オブ・アレキサンドリアの灰から生まれるワイングラス
倉敷市の人気ガラス作家、白神典大さん。
硬質なガラスのなかに、柔らかさを秘めた作品を生み出し続けています。
ガラス作家ひしめく倉敷市のなかで、全国にその名を轟かし、近年はその魅力にますます磨きをかけてます。
そんな白神さんが、今回の販売会のためだけに特別なワイングラスを制作。
普段から気軽に使える、しかし、手仕事のぬくもりあふれるワイングラスを生み出すために、日々試行錯誤を重ねて、ついにお披露目の場をを迎えます。
松井農園さんの「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の灰から生まれるガラスの世界。
この夏、油亀だけでしか出会えないワインとグラス豪華共演をお見逃しなく。

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