削除された図式

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会 期
20200806日 -  20200824
開催時間
12時00分 - 19時00分
休み
休廊日なし
クリエイター在廊
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
e-mail gallery@arttrace.org
TEL 050-8004-6019
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
ART TRACE GALLERY
住所
〒130-0021 東京都
墨田区緑2-13-19 秋山ビル1階
最寄り駅
両国
電話番号
050-8004-6019

詳細

展覧会内容

新型コロナウイルス感染拡大の状況によって予定されている情報が変更になる可能性がございます。
ご来場の際にはこちらのサイトや当ギャラリーのSNSにて、直近の情報のご確認をお願いいたします。
また、来廊の際は多人数による密集は避けて、人と対面する際もマスクなど装着を心掛けて頂けますようご協力宜しくお願い致します。

2020年8月6日(木) – 8月24日(月) 12:00-19:00 休廊日なし
August 6 – August 24, 2020 12:00-19:00 no closed day

2019年3月、私(半田)は念願だった中国東北部を訪れた。戦前「満洲国」と呼ばれた日本の植民地は私の父親の生まれ育った場所であり、また祖父が「新しい国家」建設に関わり挫折した場所であった。
長春(新京)をバスで巡った第一印象は道なりがほぼ当時と変わっていないという驚きであった。都市構造がそのまま残っているのを目の当たりにした時、日本の近代化との関係を考えてみたいと思った。
 現代の都市計画運動の古典に「明日の田園都市/エベネザー・ハワード(著)」※がある。
これはハワードが産業革命後のロンドンを想定して著したものであるが、国を超えて近現代の都市計画に影響を与えてきた。またハワードが「明日の田園都市」改訂の際に「行政:俯瞰図」という章と、巻末にあった「補遺:水の供給」を削除している点に注目した。
本著の中でハワードは田園都市の発想を3つの磁石(町・いなか・町いなか)を置くことによって都市計画を展開した。私はこの「磁石を置く」ことを手掛かりに、6名のアーティストの作品を「6つの磁石」として置くことにした。磁石はそれぞれ「田園・都市・境界線・流通・歴史(日本・植民地)」とした。
 「明日の田園都市」改訂前の削除された図式に注目することで、ハワードの真意とは何か、後世においてそれはどう機能したのかを表出したいと思う。過去と今現在の都市との関係性を可視化する試みである。

企画者:半田晴子
※「新訳」明日の田園都市/エベネザー・ハワード著、山形浩生訳、鹿島出版会 を参照。

関連イベント

★アーティストトーク 2020年8月8日(土) 18:00から
Artist talk  August 8, 2020 start at 18:00

主催・協賛・後援

アートトレイスギャラリー
ART TRACE GALLERY
〒130-0021 東京都墨田区緑 2-13-19 秋山ビル1F

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