開催時間 |
13時00分 - 20時00分
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休み |
会期中無休(お盆も開廊いたします)
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 プライバシーに配慮した上で、撮影ください。 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
L gallery t
el 052-774-5599 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒465-0024 愛知県
名古屋市名東区本郷 1-43 The Apartment LiF F-1 |
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最寄り駅 | 本郷 |
電話番号 | 052-774-5599 |
6月半ばを過ぎても朝晩は、暖炉に火を入れようかと思うほど山は冷えるそうだ。「行きつけの飲み屋もすべて自粛、専ら家呑みですよ」とこの数ヶ月を振り返り苦笑った。
当時、まちは暗く、車も人も少なく閑散としていた。だが、鳥の囀り、樹々のざわめき、動物の気配、夜が来れば元より真闇…山は何も変わらない。人との接点も絶え、ステイホームのストレスと有り余った時間は、そのまま制作へのエネルギーに転換された。
これまでも、作品と向き合うことが即ち生きることという道を歩んできたが、この3月以降、特に勢いが増した。雨でなければ朝6時ごろから、昼に休憩をはさみ夕方、陰り出すまで外で仕事を続ける。
「戦争、大地震、台風、大きな災いに直面してきたが、今回は、ありとあらゆる場所で、生きていくための手段が変わってしまったと感じている。その一方、〝人間〟でありたいという基本的な姿勢は変わらない」。それは、信念を貫き生きる〝人間〟でありたい、ということだろう。
「こういう状況下にあっても、我々のやっていることは必要なのではないかと考えています」と国島征二。観る者に刺激を与える作品をつくり続けてきた人だ。こんな時代だからこそ直接、作品と対峙し、質感や存在感をリアルに受け止めて欲しい。