回想的作話のレコーディング

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会 期
20200723日 -  20200808
開催時間
14時00分 - 19時00分
休み
休廊:(休日を除く)月、火、水、木
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有 25,000円 ~ 200,000円(税別)
子連れ
この情報のお問合せ
studiotamagoco@gmail.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
crispy egg gallery
住所
〒252-0206 神奈川県
相模原市中央区淵野辺3-17-5
最寄り駅
淵野辺
電話番号
0428-66-4448

詳細

展覧会内容

CRISPY EGG Galleryでは、鎌田あや、鈴木愛弓、竹下昇平、竹下晋平、菊谷達史、四井雄大、笹田晋平によるグループ展『回想的作話のレコーディング』展を開催いたします。
2020年前半は、複数の折り重なる現実が地滑りを起こすように移り変わっていく様を、まざまざと見せつけられる日々でした。

去年から徐々に、行政や企業、メディアなどが大なり小なりオリンピック関連の企画を打ち立て、国家的祭祀に向けて期待感が広がりつつありました。しかし、コロナ禍が突如として発生。戦時下と見紛うばかりに日常は一変しました。その後、数字上は感染拡大が落ち着いたかに見える現在ですが、すでにコロナは忘却されつつあり、一方では反差別運動による抗議行動が全米を始め世界中で巻き起こっています。(6月17日現在)

かつて「現実」と呼ばれたものは不動的な空間を指す言葉として語られてきましたが、今やタイムラインのスクロールと同じ速度で、次々と創造され破棄されていく、取替え可能な空間でしかなくなってしまったようです。

しかし、次々と入れ替わる感情や情報よりもはるかにゆっくり時間をかけて作られる「物」は、その速度に追いつけません。作る理由は作る理由を思いついたその瞬間にしか存在せず、ようやく生まれ落ちた時には必要性はとっくに失われ、遺骸としてあちらこちらに取り残されてしまいます。

オリンピックのグッズや休日、標語etc.まさか世界が家から出ることすらも困難な事態へと向かうとは思いもせず、彼らはまるでゾンビのように、今か今かとオリンピックの開場を待ち望んでいます。

それは美術も例外ではありません。

現実がソフトウェアのオプション(選択肢)のようなものでしかない以上、作家がいかに一つのテーマを追求しようとも、鑑賞者の現実が書き換えられてしまえば、作品ですら複数ある現実の一つの遺物として扱われる運命を免れることができません。

本展の出品作は全て2020年に制作されたものとなっています。また、それぞれの作品には通常のキャプションに加え、制作「月」が記載されます。

仮に作品がその瞬間の空気をパッケージした遺骸なのだとしたら、その瞬間の少しだけ先に生きる我々は一体何を忘却してしまったのか、そもそもなぜ忘れてしまったのか?痕跡をたどるような展示となればと思います。

2020年6月19日

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