The UKIYO-E 2020 ー日本三大浮世絵コレクション
会期: 2020-07-23 - 2020-09-13
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
近代美術
浮世絵
開催内容
東京都美術館(東京・上野公園)では、2020年7月23日(木・祝)から9月13日(日)まで、『The UKIYO-E2020ー日本三大浮世絵コレクション』(主催:公益財団法人東京都歴史文化財団東京都美術館、太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団、日本経済新聞社、BSテレビ東京ほか、協力:小学館)を開催いたします。
浮世絵は、江戸時代の庶民たちに愛好された、日本を代表する芸術の一ジャンルです。その人気は海を渡り、印象派の画家をはじめとする欧米のアーティストたちに大きな影響を与え、ジャポニスム旋風を巻き起こしたことでよく知られています。また、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は世界で最も有名な日本の作品“Great Wave”として、多くの人々に愛されています。
本展覧会は、日本が世界に誇る浮世絵の魅力を存分に紹介するため、質、量ともに日本の三大浮世絵コレクションと言って過言ではない太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団の名品を初めて結集し、選りすぐった約450点の浮世絵版画を展示します。
浮世絵版画の名品は海外に流出してしまったと思われがちですが、実は世界最高水準の浮世絵コレクションが日本に存在します。
浮世絵の初期から幕末まで、代表的な浮世絵師たちによる名品の数々をお楽しみください。
※前期7月23日(木・祝)~ 8月23日(日)、後期8月25日(火)~ 9月22日(火・祝)
[みどころ]
●日本の三大浮世絵コレクションから選りすぐった名品を初めて一堂に
太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵財団のコレクションから各約150点、あわせて約450点を展示します。この3館の名品が一堂に展観されることは史上初、空前絶後のことです。しかも作品の保存状態は抜群です。
●浮世絵の祖・菱川師宣から、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、そして幕末に活躍した歌川国芳まで、60名以上の絵師の代表作を一挙紹介
●葛飾北斎の冨嶽三十六景の三役「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「山下白雨」、歌川広重の東海道五十三次「庄野 白雨」「蒲原 夜之雪」を前期、後期ともに展示(前期:7月23日[木・祝]~8月16日[日]後期:8月18日[火]~9月13日[日])
●重要文化財3点、重要美術品115点を出品(いずれも平木浮世絵財団所蔵)