森田晶子「フェルディナンの山犬」

ホワイトアウト | 2020年 | 45.3㎝×90.3㎝| oil and acrylic on cotton mounted on panel ©Shoko Morita

ホワイトアウト | 2020年 | 45.3㎝×90.3㎝| oil and acrylic on cotton mounted on panel ©Shoko Morita

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会 期
20200620日 -  20200711
開催時間
13時00分 - 19時00分
休み
日・月
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
FARO- Kagurazaka
情報提供者/投稿者
開催場所
FARO神楽坂
住所
〒162-0828 東京都
新宿区袋町5番地1
最寄り駅
神楽坂
電話番号
-

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

Faro Kagurazakaでは、6月20日(土)より森田晶子「フェルディナンの山犬」を開催します。

森田晶子は武蔵野美術大学造形学部映像科中退後、愛知県立瀬戸窯業高校陶芸専攻科を修了し、セツ・モード・セミナーを卒業しました。そこで絵画、陶芸、映像を学んだ森田は、円型やハニカム型などの支持体に陶器の肌のような質感を持った独特な下地をつくり、その下地を引っ掻くことで描かれたモチーフに着彩をする独特の技法を使い、幻想的な物語を描き出します。

展覧会のタイトル「フェルディナンの山犬」は、言語学者、フェルディナン・ド・ソシュールによる山犬の例え話に基づくもので、森田が絵画を描く理由の一つとして、「最後に言葉と結びつけるための行為かも」と語るように、作品を制作する際にまず言語で描くものを決めることなく、まず描き出すことで描いた物事を捉えようとする、森田の作品制作の源泉を映し出したものといえます。
また、「例えば描き終えてから『これはなんだろう?犬、狼、野犬のようだがどれも違う』と思った場合、時を経て『山犬』という言葉が見つかり腑に落ちる、そして描き始めからの一つのサイクルが完結していく」と森田があらわすそのサイクルは、今回のコロナ禍によって様々な問題が浮き彫りにされていく速度に比べてあまりにスローであり、その速度差に倦むことが多々ある中での制作になったと語り、今回展示される作品群は、スローであるがゆえに生まれた表現について改めて問いかけたいという森田の心境をあらわしています。

森田は作品のモチーフについてはコンセプトを立てない一方で、技術的なアプローチに関してはコンセプトを設けており、”線と絵肌を優先させるもの・色面を優先させるもの・工芸と美術の間を探るもの”の3点に手法を分割することを試みています。
”線と絵肌を優先させるもの”として着彩に頼ることなく絵肌と線との調和で作品を成立させる「ホワイトアウト」および「しにふぃあん と しにふぃえ」、「The Order」シリーズ等を、”色面を優先させるもの”として抽象的な画面にステンシルのような技法でモチーフを配した作品を、”工芸と美術の間を探るもの”として影響を受けた桃山、江戸期の日本美術やウィリアム・モリスの業績に見出すことのできるアートとクラフトの融合を参考に、森田が絵画の制作と共に続けている陶芸や刺繍が持つ要素を作品の地に取り入れ、モチーフを描く「Flow Somewhere」シリーズを発表します。

また、今回の展示では新型コロナウイルス感染予防として、オープニングパーティーの開催はありません。定期的にギャラリー内の換気、スタッフは毎日手洗いや消毒を徹底いたします。なお、接客時もマスクを着用させていただきます。
ギャラリー空間内が混雑した場合、入場制限をする場合がございますのでご了承ください。 

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