齊藤 智史 “ ヒビキ ”

“ △ ” 楠、膠灰、緑青、丹、アルミ、コチニール 75×37×25cm 2020 その他、“ シン “ シリーズより

“ △ ” 楠、膠灰、緑青、丹、アルミ、コチニール 75×37×25cm 2020 その他、“ シン “ シリーズより

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    会 期
    20200612日 -  20200621
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    最終日17時00分まで
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    s+arts
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    s+arts
    住所
    〒106-0032 東京都
    港区六本木7-6-5 六本木栄ビル3F
    最寄り駅
    六本木
    電話番号
    03-3403-0103

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    s+arts(スプラスアーツ)より、齊藤智史 個展「ヒビキ」の開催をお知らせいたします。
    齊藤智史は、楠を用いてフォルムを形成し、日本画に使われる顔料や灰などで着彩をしながら、人の記憶に残る曖昧でどこか懐かしい感覚を具現化することで作品制作をしている彫刻家です。近年ではアジア圏を中心に人気を集めており、今後も更なる活躍が期待できる作家の一人です。

    どことなく懐かしいような、愛着が湧くような感覚が生まれるのが齊藤智史の作品の特徴と言えるでしょう。「私の中に内在する記憶と懐かしさとは、幼い頃初めて遭遇する人や動植物、或いはある場所や場面との出会い、関係、対話など、過去にあった五感を刺激する新鮮な感動である。」と齊藤は語ります。かつての鮮明な感覚は、時を重ねると共に懐古的で曖昧になり、まるで燻る火の中に残る木灰の色をした霧の中を彷徨うかのように、暖かみを包んで人の心に留まります。

    その曖昧な感覚が、時折はっきりと感じられる瞬間があります。その瞬間に辿り着く時、心の中にある霧の一部が晴れ、灰色の景色を残しつつ、懐かしさと共に様々な感情が鮮やかな色彩とともに目覚める、と齊藤は言います。過去の記憶を辿りながら現在の経験が重なることで、新たな感覚を得ることが出来るのです。植木屋の家に生まれ育った彼にとって、心のどこかに残る感動が呼び起こされる時には常に樹木が存在します。木彫表現を通じて、自身の周りの様々な要素が繋がり、土着の文化やその地で生まれた精神を継承し、未来へ残そうとしているのでしょう。

    「子供たちは気ままな風のように、森を、田畑を、草原を走り抜ける。“おーい、もう遅いから帰ってきなさい。” と、明かりの中で誰かの声が聞こえても、夕焼けに照らされた森の中を、眩しい西日を感じながらほっぺたを真っ赤にして走り回る。まるで、心惹かれる世界から離れられない呪縛にかかっているかのように、黄昏時を誰も帰ろうとはしない。そして、何者かの気配だけが残像として響き渡る。」
    - 齊藤智史

    本展「ヒビキ」では、新しい色味の着彩や、穏やかな表情の偶像と抽象立体を掛け合わせたような印象を持つ作品、一つの場面を彷彿させるような配置方法など、新たな表現に挑む齊藤智史の新作群を発表いたします。これを機に是非ご高覧頂きますようお願い申し上げます。

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