開催時間 |
11時00分 - 18時30分
最終日17時まで |
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
080-5988-7720
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒605-0038 京都府
京都市東山区堀池町374-2 京都写真美術館 |
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最寄り駅 | 東山 |
電話番号 | 080-5988-7720 |
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスクは2020年3月24日(火)から4月5日(日)まで、1階展示室「雪」にて、早坂卓 作品展「夢幻月」を開催いたします。※最終日は17時まで
私は、日本画をよく鑑賞する。特に琳派、水墨画が好きだ。観賞しながら、つくづく画家は羨ましいと思う。例えば、画家は絵の中に、「満月」が欲しいと思えば、筆で書き込むことが容易だ。しかし写真には呪縛がある。「真を写す」という制約だ。写真は「ないもの」を「あること」にはできない。写真を生業としてきた私も、それは当然の事として今まで受け入れてきた。しかしこのデジタル時代には、頭に浮かんでくるイメージを美しい映像に完結させる事が容易となった。この位置に「満月」があったらどんなに美しい風景だろう。それがたとえ西から満月が上がることになったとしても浮かんでくるイメージを優先させたい。「写真」とか「絵画」といったジャンル別けを超えた映像作品が存在してもいいだろう。遅きに逸したがようやくそんな考えに至る事ができた。ただ美しいだけの映像だ。現代社会を切り取った重苦しい表現ではない。見えざる心の内面表現といった深淵なる芸術表現風マンネリズム映像でもない。ただ軽やかな、優美な夢の世界を生み出したかった。私の中にある僅かな美の蓄積が試行錯誤の末に生み出した映像作品だ。これらを私は勝手に[フォトRinpa]と名付けている。