飄々表具 ─杉本博司の表具表現世界─

「 華厳滝図」杉本博司 1997年(2005年軸装)小田原文化財団蔵 © Hiroshi Sugimoto/Courtesy of Odawara Art Foundation

「 華厳滝図」杉本博司 1997年(2005年軸装)小田原文化財団蔵 © Hiroshi Sugimoto/Courtesy of Odawara Art Foundation

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    会 期
    20200526日 -  20200906
    開催時間
    10時00分 - 16時00分
    入館は15時30分まで
    入場料
    有料
    入館料一般1,400円、学生1,100円、小学生以下無料
    ※団体でのご来館は受付いたしません
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    子連れ
    この情報のお問合せ
    細見美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    細見美術館
    住所
    〒606-8342 京都府
    京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
    最寄り駅
    東山
    電話番号
    075-752-5555

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

     《ジオラマ》《劇場》《海景》といった写真シリーズで世界的に知られる現代美術作家 杉本博司。 その活動は古美術蒐集、建築、庭園、舞台演出、インスタレーションなど多岐にわたります。
     これまでに細見美術館では、杉本が企画構成し、蒐集品で床飾りのしつらえを行った「味占郷-趣味と芸術ー」展(2016年)、 彼がリスペクトする謎のコレクター 夢石庵の美意識を再現した「末法」展(2017年)と、2回にわたり杉本の視点で日本美術を紹介してきました。

     3回目となる今回のテーマは「表具」。表具は、布や古裂、紙などを用いて作品を掛軸などに仕立てることです。美術品は表具を施すことで美術品は守られ、引き立てられてきました。さらに、古裂自体も鑑賞の対象として愛でられています。杉本は、自身の作品や古今東西の蒐集品を、そうした古裂を用いて独自のイメージやセンスで新しい姿に仕立てており、こうした作品は「杉本表具」と呼ばれてきました。
     本展は、自身の写真を掛軸・屏風・額といった様々な形式のフレームで飾った作品を展観する第一部、「杉本表具」と細見コレクションの競演の取り合わせによる第二部で構成し、表具の持つ表現の可能性を探ります。
     美術表現が多様化するこの時代に、飄々として世を渡る、数寄者杉本博司の美意識と、余芸というには余りある表現世界をご堪能ください。

    主催・協賛・後援

    主催:細見美術館、京都新聞
    協力:公益財団法人小田原文化財団 ギャラリー小柳

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