太田三郎 「出石町の家」~日本戦没学生の手記「きけわだつみのこえ」に寄せて~

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会 期
20100801日 -  20100815
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
休廊:木  ※8 月5 日(木)、12(木)休廊です。
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
アートスペース油亀
086-201-8884
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
アートスペース油亀
住所
〒700-0812 岡山県
岡山市北区出石町2丁目3-1
最寄り駅
岡山
電話番号
086-201-8884

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

アートスペース油亀では、瀬戸内国際芸術祭の期間中、国内外で活躍するアーティスト、太田三郎の個展「出石町の家」を開催します。

「建物は時間を伝える」
  古い家が取り壊され、建物に刻まれた記憶も同時に消える。
  過去を思わせるものたちは、少しずつ消えていく。
  一軒、二軒と消えていき、町から過去が消えていく。
  出石町もだ。
  空襲からまぬがれた家々は、今はもうない。
  わずかにあの頃の面影を残す建物が、ほんの数軒。

  太田三郎がこの町で出会った、一人の男。彼は太平洋戦争に招集され、再びこの町に帰ってきた。
  御年九十九歳。
  戦後六十五年の月日を身体に刻むその人は、過去と現在を結んでいる。
  彼の声は、現在を生きる若者にはどのように聞こえるのだろうか。
  太田が投げかけるのは、過去に生きた人々の声。
  哀しくも、現在に辿りつくことができなかった若者たちの声。
  六十五年を経たこの八月、この場所で、太田は過去と現在、そして未来をつなぐ作品を発表する。
  百三十年の刻を現在に伝える建物、「油亀」戦災をくぐりぬけた建物は、過去を私たちに教えてくれる。

[作品構成]
  本展覧会では太田三郎の新作オブジェ、戦没兵士をモチーフにした切手作品「 POSTWAR 46-47 兵士の肖像」他を発表します。
  また、「出石町の家」オリジナルとして戦時中につかわれていた器を使ったマルチプル作品も登場します。

■ 記録集
展覧会終了後、記録集を発行予定です。 (A-5 版40pオールカラー)

主催・協賛・後援

主催:アートスペース油亀
助成:財団法人 福武教育文化振興財団

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