おまえはどうなんだ?展 松の湯ニ階

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会 期
20111008日 -  20111029
開催時間
16時00分 - 21時00分
休み
土日11:00 - 21:00
火曜定休
クリエイター在廊
この情報のお問合せ
おまえはどうなんだ?展松の湯二階実行委員会 工藤春香 
090-1708-8141
E-mail harukakudou77@hotmail.co.jp
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
松の湯二階
住所
〒162-0801 東京都
新宿区山吹町16番地
最寄り駅
江戸川橋
電話番号
-

詳細

展覧会内容

2011年10月8日より10月29日まで「おまえはどうなんだ?松の湯二階」展を開催する運びとなりました。アーティスト自身が企画・運営する本展は元銭湯だった場所を会場として、ジャンルもキャリアも違う12名の作家で構成します。

「おまえはどうなんだ?」この挑発的とも思える言葉は発起人工藤春香が常に自分自身に問いかけている言葉です。震災以降大きく揺れ動く社会の中で、自分は何を感じ何を考えどう行動するのか。
常に問いかけ、またその問いかけに対して作家自身が作品として答えるだけでなく、本展を見た鑑賞者自身にも問いかける展覧会にしたいと願いこの展覧会名にしました。
本展に参加するアーティストはギャラリーや美術館と行った既存の場所だけでなく自ら発表場所を企画することやアクションをしている作家達です。本展では作品を会場に持ち込むだけでなく、「今、ここでしかできない展示」にするべく、会場となる松の湯二階での現地制作をします。
また事前に作家が作品のプレゼンテーションをし、他の作家に制作計画を知らせることで、自分の思考だけでなく他者の思考も意識して制作します。 展覧会をより多くの方に体験していただくために地域での連動企画や地元商店街の方々の参加作品も企画します。

3月11日の震災以降、今まで漠然と信じていた前提が崩れました。 社会情勢が不安定になる時、人々の心もまた不安定になるといいます。そのような情勢でも声の大きな者に身を委ね思考停止してしまうのではなく、自分と向き合い問いかけること。情報過多な社会の中でも自分の殻に閉じ籠もることなく、他人の思考も取り入れ目の前にある現実の手触りを感じること。その先に新たな世界を見ることができるのではないでしょうか。
今ここで自分に何ができるのか、作家が出した作品という答えをぜひ見に来て下さい。

本展の会場となる松の湯二階の一階は現在も営業中の銭湯です。二階も以前はサウナや銭湯として使用され浴槽や脱衣所などが当時のまま残っています。2009年に工藤が発起人として企画した展覧会「柔らかな器~感覚の境目を行き来する6人の作家展」でも使用しました。
地域の中で文化が発信される場所としてこの場所をぜひご堪能いただきたくご案内させていただきました。
 

[展覧会のねらいと見どころ]
- 様々な世代、表現の作家達の展覧会
絵画、彫刻、インスタレーション、映像、写真、パフォーマンスと様々な表現と20代~40代までの年齢の作家の意欲作が一堂で見ることができます。

- 地元の方が集まる銭湯での展示
毎日地元の方が集まる銭湯という場は交流の場であり情報交換の場でもあります。今回地元の方が集まる場所ということで地元商店街地蔵通り商店街の人々ともコラボレーションした作品もあり、美術ファンだけでなく幅広い層の方々に現代美術を見てもらう機会になればと考えています。

- 場と他人の思考を意識した作品
松の湯二階という以前使われていたサウナなどがそのまま残された場所で、単に展示をするのではなくその場を積極的に取り入れた作品を作ります。また作家の制作計画を事前にプレゼンテーションすることで
他の作家の作品をも意識し制作します。自分の世界を作り上げるだけでなく、現実にあるもの場所や人を取り入れることでより作家の現実に対するアプローチが見えてくると考えます。見ている方にも今、ここで何が起こっているのか、向き合っていただけるような展覧会です。

[参加作家]
工藤春香
1977年東京生まれ2002年東京芸術大学美術学部油画科卒
工藤は自然から受けるエネルギーや重力などを神話や土着的な民間信仰などの物語にのせて表現しています。近年では恐山などの山岳信仰や補陀落渡海などをテーマに制作しています。絵画作家の登竜門であるVOCA展や、東京都が主催するトーキョーワンダーサイトでの個展など着実に制作を続けています。2009年には松の湯二階で「柔らかな器~感覚の境目を行き来する6人の作家展」を発起人として企画しました。今回は松の湯二階の壁を絵画で埋め尽くす作品を出品する予定です。

窪田美樹
1975年神奈川県生まれ1999年武蔵野美術大学彫刻学科卒業 2001年武蔵野美術大学大学院彫刻コース修了
窪田は家具の隙間を埋め削り、家具が本来持っていた意味を剥ぎ作品として再構成させます。近年はモチーフを撮影した紙を丸めモチーフに敷き詰める「はれもの」シリーズの彫刻作品を制作しています。虚像と実像、表面と見えない内側が同じように存在するそれはまさに内側からはれあがった「何か」としか言い様のない物体になります。shiseido art egg、所沢ビエンナーレ、トーキョーワンダーサイトと活躍の場を広げている窪田が松の湯二階をどのように変化させるか期待して下さい。

岸井大輔
1970年埼玉県生まれ
岸井は演劇の素材を人間の集団ととらえ、他ジャンルで追究された創作方法による形式化が演劇においても可能かを問う作品群を制作発表しています。2008年よりPLAYWORKSの主宰をしています。近年は東京都文化発信プロジェクトによる「東京アートポイント計画」などに参加し作品の舞台となるキラキラ橘商店街の中の店舗に住み100日間の上演をしました。岸井が主催する松の湯の近隣にある地蔵通り商店街でのプロジェクトがどう松の湯に絡んでくるのか楽しみにして下さい。

タニシK
東京都生まれ。
タニシは架空の航空会社であるDIVAを立ち上げてフライトアテンダントのコスチュームで電車内でワゴンサービスや乗客とコミュニケーションをとるパフォーマンスを世界各地で行ってきました。近年は架空運送会社、DIVA POSTALを立ち上げ、依頼主の依頼に従い様々な物を配達するサービスを各地で行っています。タニシの作品はコミュニケーションの中で文化や生活習慣の違いなどから生まれる関わり方の違いを考えながら制作しています。松の湯二階では架空のテレビ番組制作を行う予定です。

大木裕之
1964年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業
大木は東京大学工学部建築学科在学中の80年代後半より映像制作を始め、卒業の翌年に製作した『遊泳禁止』がイメージフォーラム・フェスティバル1990年度審査員特別賞受賞しました。1991年からは高知県に制作活動の拠点を置くようになり、「ターチトリップ」(1992-93)など、初期の代表作群を立て続けに制作し数々の賞を受賞しています。近年は「マイクロポップの時代:夏への扉」(2007年水戸芸術館)など国内外のグループ展に多数参加しています。映像だけでなくライブ、インスタレーション、身体パフォーマンス、ドローイング作品などその表現方法は多岐に渡っています。大木の思考と関わった人々とのやり取りその痕跡などすべて含めてアクションとして作品になっています。松の湯二階ではどのようなアクションが起こるのかご期待ください。

のぎすみこ
東京都在住 のぎは1995年に自らディレクションした写真展の開催を皮切りに、アート活動を開始しました。インスタレーションとパフォーマンス作品が主で、表現方法は多岐に渡りますが、柔らかい彫刻を得意としています。発表の「場」もギャラリーだけでなく、公共トイレや寺の本堂内、会議室(その他)等で行う事で、人々とアートの関わり方を提示し実践しています。昨今では、自らの手術入院先の個室で個展を2度行い「生活・人・社会」にとって、アートが如何に重要かを実感しています。松の湯二階では松の湯二階にすでにあるものを使い場に違和感を生じさせる作品を制作する予定です。

黒野裕一郎 
1981年大分県生まれ。2005年 東京芸術大学大学院美術研究科壁画専攻修了
黒野は取り壊し予定のビルや屋外での展示を数多く行い、周囲の環境によって刻一刻と作品が変化して見えるインスタレーション作品を展開しています。作品は周囲の環境によって常に変化し素材も石膏やセメントなど多岐にわたります。黒野にとって作品とは場と共にありその場から受けたインスピレーションによって作品が作られ、まさに「今、ここ」でしかできないものが作り上げられます。今回は松の湯二階のガラス窓を変化させる作品を作る予定です。

西村知巳
1978年生まれ 東京都在住
西村はポートレート写真を中心に活動をしています。それらのポートレートとともに真実とも架空ともとれる文章を執筆し写真と並列に展示していきます。また映像作品も手がけ表現の幅を広げています。彼の静謐な光の存在するポートレート写真と鋭く透明感のあるテキストが並ぶことによって、見る側はよりこの世界が現実なのか西村の空想なのかわからなくなってしまうでしょう。映像的な時間軸を創りだす西村の作品が松の湯二階でどう変化するのかご期待ください。

池田聖子
1979年秋田県出身 
2002年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 秋田県在住
池田は東京芸術大学を卒業後イメージフォーラムで学びました。作品の表現方法は絵画、インスタレーション、映像、パフォーマンスと多岐に渡っています。表現するものもフェルメールのパロディから似顔絵サザエに顔のついた人形など一見一貫性がないかのように見えます。しかし今目の前にある興味のあるものについて素直に反応し制作していく中にも池田の人間を冷静に見つめる眼差しは一貫してあります。
今回松の湯二階では部屋の中に様々な仕掛けをする予定です。

池田拓馬
1983年生まれ。東京在住。
彼の作品は、インスタレーション、立体作品、映像と幅広いですが、一貫したテーマは“Where is here?”「私たちはどこにいるのか」 という問いです。これを手がかりに 様々な「ここ」を切り取っていきます。限定された場所に秘められた、無限の空間を様々な手法で表現します。松の湯二階ではどんな「ここ」を切り取るのかお楽しみに。

福屋吉史(フクヤクラス)
西野大介(フクヤクラス)
フクヤクラスは俳優福屋吉史と脚本家西野大介による芝居ユニットです。
福屋吉史は高校卒業後劇団ロリータ男爵にて役者として活動、その後も他劇団への参加やドラマ、CM、ファッションショーなど多岐にわたって活躍しています。西野大介は2001年よりブッチャーブラザーズの元でコント作家として活動を始め、芸人へのネタ提供/他劇団への脚本提供/ TV・ラジオ番組の構成参加など活動し、2004年に「チーターダッシュボンバーショット」を旗揚げし、全作の作・演出・出演など活動しますが、その後しばらく休止。2011年1月に二人で「フクヤクラス」を立ち上げ活動しました。フクヤクラスのキャッチコピーは「フクヤタイガーと教え子達のミラクル発表会」。松の湯二階でどんなミラクルが起きるか確かめに来て下さい。

[ゲスト]
浅井隆(アップリンクファクトリー)
小泉元弘(大阪大学)
白川昌生(美術家)

関連情報

[オープニングパーティー]
10月8日(土) 18:00-    
持ち寄り大歓迎!

[トークイベント] 「あなたは幾らもらえばカラダを売る事ができますか?」
10月9日(日) 19:00-21:00
浅井隆(UPLINK代表)×大木裕之(映像作家)×のぎすみこ(美術家)
司会: 工藤春香
自身の活動を通して感じたこと考えたことについてジャンルを超えた三者三様のトークを繰り広げます。
浅井隆(UPLINK代表) http://www.uplink.co.jp/top.php
大木裕之(映像作家) http://www.arataniurano.com/artists/oki_hiroyuki/
のぎすみこ(美術家) http://www.nogisumiko.com/
※このイベントは展覧会入場料500円に加えてイベント観覧料500円を頂戴致します。(1ドリンク付き)

[フクヤクラスプレゼンツイベント] 『フクヤクラスのミラクル学芸会』
10月15日(土)19:00-20:00
出演: フクヤクラス テニスコート 自己批判ショー アイハラミホ。
4組の出演者が松の湯二階全体を使いコントとダンスパフォーマンスを致します。
※19時から20時の一時間は会場全体を使用しイベントを行います。
イベントをご覧にならない方は申し訳ございませんが19時から20時以外の時間にご来場下さい。
※チケット予約不要。イベント付き入場料1000円。
もちろんどなたさまもご覧頂けます。
フクヤクラスによる芝居「メゾン・ド・マグノリア」についてはこちら
https://sites.google.com/site/omaehadounanda/fukuyaclass-sp

[アーティストトーク]
10月16日(日) 17:00-
黒野裕一郎
西村知巳
池田拓馬
岸井大輔
フクヤクラス
工藤春香

[シンポジウム] 「地域、生活、想像力」
10月22日(土) 19:00-21:00
白川昌生(美術家)×小泉元宏(鳥取大学地域学部専任講師)
各地で行われているアートプロジェクトについての考察、今後の地域社会の発展、アートと日本の未来について参加者の皆様と話し合います。
白川昌生(美術家)http://www.basho-gunma.com/artists/profile/y.shirakawa-profile.html
小泉元宏(鳥取大学地域学部専任講師)http://heya.exblog.jp/
※このイベントは展覧会入場料500円に加えてイベント観覧料500円を頂戴致します。(1ドリンク付き)

[アーティストトーク]
10月23日(日) 17:00-
窪田美樹
のぎすみこ
タニシK
大木裕之
池田聖子

[クロージングパーティー]
10月29日(土) 19:00-
19時~のぎすみこ『ひつじのさんぽ』

主催・協賛・後援

企画: 工藤春香
協力: 松の湯 地蔵通り商店街 横丁便

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