没後90年記念 岸田劉生展

没後90年記念 岸田劉生展
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    会 期
    20200108日 -  20200301
    開催時間
    9時30分 - 17時00分
    金曜日は20時00分まで
    いずれも入場は閉館30分前まで
    休み
    月曜日(1月13日と2月24日は除く)、1月14日(火)、2月25日(火)
    入場料
    有料
    一般:1,400円(1,200円)、高大生:900円(700円)、中学生以下:無料
    ※カッコ内は20人以上の団体及び前売料金
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    名古屋市美術館
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    名古屋市美術館
    住所
    〒460-0008 愛知県
    名古屋市中区栄2-17-25
    最寄り駅
    伏見
    電話番号
    052-212-0001

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    日本の近代美術史に比類なき足跡を残した岸田劉生(1891-1929)。劉生といえば愛娘を描いた「麗子像」が代表作として挙げられますが、肖像画だけでなく、静物画、風景画といった多彩なジャンルで独創性豊かな傑作を残しました。劉生はものの存在を見つめ、美を求め、さらに深い精神性を追求する独自の写実絵画の道を歩み続けました。その劉生の美意識は、新しい美術を模索する若い作家を中心に当時の洋画壇に強い影響を与えました。
    没後90年を記念して開催する本展には、初期の水彩画から38歳で急逝する直前に描かれた風景画まで、珠玉の作品150点余が日本各地から一堂に名古屋に揃います。この機会に劉生芸術の真髄をどうぞご堪能ください。
    ※会期中、一部展示替えがあります。      前期=1月8日(水)~2月2日(日)/後期=2月4日(火)~3月1日(日)
    ※重要文化財《麗子微笑》の展示は1月8日(水)~2月16日(日)です。

    [展示構成]
    第1章 「第二の誕生」まで:1907-1913
    独学で制作した水彩による風景画《緑》からはじまって、黒田清輝の主宰する白馬会葵橋洋画研究所で、フランス印象派に影響を受けた「外光主義」と呼ばれる画風で描いた作品《銀座数寄屋橋》までが、劉生の学習時代と位置づけられます。雑誌「白樺」で紹介された、ゴッホら後期印象派(ポスト印象派)の画家たちに衝撃を受けて、1912年に結成したヒュウザン会(フュウザン会)の展覧会などで発表した、激しいタッチと鮮烈な色彩による作品が、劉生の画家としての出発点となりました。

    第2章 「近代的傾向・・・離れ」から「クラシックの感化」まで:1913-1915
    1913年には、後期印象派風の表現に違和感を覚え、「近代的傾向・・・離れ」をすることで、独自の写実を探究し始めます。《B.L.の肖像(バーナード・リーチ像)》をはじめとする「劉生の首狩り」と称される友人たちをモデルとした人物画や、自画像を連作するのがこの頃です。また、結婚や愛娘の誕生によって、主題がキリスト教的な人間像となっていき、この頃の人物画《黒き土の上に立てる女》には、ミケランジェロやデューラーといった西洋古典絵画の「クラシックの感化」が見受けられます。

    第3章 「実在の神秘」を超えて:1915-1918
    劉生は、開地が進む東京・代々木に転居したこともあり、人間と自然の葛藤を問うような風景画を制作するようになります。同時に、人物画においても、人間への探究がより深くなっていきます。また、結核の診断(後に誤診と判明)を受けて、戸外での制作を禁止されたことで初めて取り組んだ静物画で、人間の存在意義を問いかける絵画《壺の上に林檎が載って在る》を制作します。この絵画による存在論とも言える作品が、愛娘を描いた《麗子肖像(麗子五歳之像)》(名古屋会場での展示はありません)です。

    第4章 「東洋の美」への目覚め:1919-1921
    以降、麗子は劉生にとって最も重要な主題となります。着物姿や洋装を描いた作品や、鵠沼の風景の中に麗子を描いた《麦二三寸》、そして最も有名な《麗子微笑》(重要文化財)など、劉生は毎年、油彩で「麗子像」を制作します。同時に、水彩画や素描でも麗子像や村娘像を描きますが、細密に描きこんだ油彩画とは対照的な直截な表現から、「内なる美」と「写実の欠除」の重要な関係性を見いだすことができます。

    第5章 「卑近美」と「写実の欠除」を巡って:1922-1926
    日本の美術文化への関心が深めるなか、関東大震災での罹災により、京都に移住してからは、歌舞伎や浮世絵のなかに見出した、東洋美術独自の写実表現である「卑近美」を、油彩画の麗子像《二人麗子図(童女飾髪図)》《童女舞姿》などにも反映させています。この頃には、本格的に日本画の制作にも取り組むようになりますが、同じモチーフを、宋元院体画風の日本画と油彩の静物画で描き分けるような制作もあります。

    第6章 「新しい余の道」へ:1926-1929
    日本画(宋元院体画風と南画風)と油彩画の表現を会得した劉生は、「新しい道」を歩み始めます。南満州鉄道株式会社の招聘により満洲に出かけ、新しい風景と出会い、《路傍秋晴》をはじめとする初心にかえったような光と色彩に溢れた風景画を制作しますが、帰国直後に急逝して、劉生の絵画の道は途絶えることになりました。

    主催・協賛・後援

    主催:名古屋市美術館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
    後援:愛知県・岐阜県各教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会
    協賛:大日本印刷、トヨタ自動車、損保ジャパン日本興亜
    特別協力:東京国立近代美術館
    協力:名古屋市交通局、JR東海、近畿日本鉄道

    関連情報

    巡回予定
    2019年08月31日(土)~10月20日(日) 東京ステーションギャラリー
    2019年11月02日(土)~12月22日(日) 山口県立美術館

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