市野 悠|皮膜を泳ぐ(かわをおよぐ)

市野 悠| Yu Ichino “ 振り返る 八 / Look back 8 ” 2018, Stone lithograph, 57.0 x 111.0cm, Edtion of 3 ©Yu Ichino

市野 悠| Yu Ichino “ 振り返る 八 / Look back 8 ” 2018, Stone lithograph, 57.0 x 111.0cm, Edtion of 3 ©Yu Ichino

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会 期
20191109日 -  20191207
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
Gallery MoMo Ryogoku
情報提供者/投稿者
開催場所
GALLERY MoMo Ryogoku
住所
〒130-0014 東京都
墨田区亀沢1-7-15
最寄り駅
両国
電話番号
03-3621-6813

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 GALLERY MoMo Ryogoku では11 月9 日( 土) から12 月7 日( 土) まで市野悠の2 回目の個展「皮膜を泳ぐ(かわをおよぐ)」を開催いたします。
 市野悠は1985 年神奈川県生まれ、2014 年東京造形大学美術学科絵画版画表現指標卒業し、在学中の2012 年町田市立国際版画美術館主催の第37 回全国大学版画展で収蔵賞を受賞し、2017 年第10 回高知国際版画トリエンナーレ展に於いては佳作賞に選出されました。
2013 年に開催された当ギャラリーでの個展では、市野が主体的に制作をしている石版画だけでなく、版を重ねるという行為を、紙を重ねる行為へと発展させ、カッティングされた紙やアクリル板を重ねることで生まれる、奥行きのある独特な風景や花々を生み出し、2017 年のグループ展では自身の父親の古い写真や記憶をもとにその地に取材へ赴き、時間の経過を重ねた作品を展示して来ました。今展では、そうした市野の核となっている石版画の作品を中心に、一見版画作品とは距離を置いているように見えながら、版画と呼応している立体作品を展示する予定です。
 市野は、長い年月をかけ堆積された自然の産物である石を使うことで、その石の歴史と共に、モチーフとなっている昔風景と自身が同じ場所を訪れ実際に触れた風景を一枚の作品に収めようと試みています。また、立体作品では、版画を制作する際に使用するスケッチブックや、下図で使用したダーマトグラフの削りクズを集めたもの、また自身の皮膚を集めて制作し、石のようにある一定の時間をかけ集積されたもので作品を作ることで版画作品とテーマを共有しています。
 近松門左衛門の芸術論で、芸の真実は、虚構と現実の微妙なはざまにあるとした虚実皮膜論にヒントを得て、ほんのわずかな相違の中にある事実と虚構を、流れるように泳ぐように表現しようとしています。市野が描く静かな風景の世界と、素材の集積からできた立体作品をご堪能ください。

アーティストコメント
写真を見返すと自分の記憶の変化を感じることがあります。
みていた風景から新しい情景が浮かび上がるような感覚を覚えます。
皮膜はものをつつんだり自己と他者、内と外をへだてる薄い層です。
作品の中では他者の記憶であったり、その土地に実際に足を運んだ自身の経験や想像をもとに描いています。
その間にある層のようなものを往来し制作しています。
今展では皮膜という言葉から派生していった作品を展示いたします。
2019 年 市野 悠
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オープニングレセプション: 2019 年11 月9 日(土) 18 : 00 - 20 : 00

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