開催時間 |
11時30分 - 19時30分
最終日16:00 |
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この情報のお問合せ |
いりや画廊
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒110-0014 東京都
台東区北上野2-30-2 |
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最寄り駅 | 入谷 |
電話番号 | 03-6802-8122 |
作家であり、またいりや画廊学芸員でもある、渡邊のり子による企画展を開催致します。
今回の展示タイトル「遊び」という言葉には様々な意味があります。楽しむことが前提の、生活において必要不可欠な行為を指すことが多いですが、一方で工学的には意図的に設けられた隙間のことを「遊び」と称することもあります。「遊び」とは限定された時間と空間のなかで、一定のルールに従って行われるもの、と言えるのではないでしょうか。
今回はこの「遊び」という言葉を、作家が制作で試行錯誤する過程に当てはめ、作品の中に組み込まれる「遊び」とそこから生みだされる「表現」を体感して頂きたいとの思いから企画致しました。
作品を制作している時に出てくる「こうしたらどうなるだろう」「こっちの方が面白いかもしれない」といった好奇心。この好奇心をいかに表現として反映させるかを見極めることで、ただの「遊び」から必要な「遊び」へ変化して行くものだと思います。
今展覧会では企画を担当する渡邊を含んだ、計8人の作品を展示します。
自然の数理に根ざした造形、身の回りの風景から抽出した構図、異素材による複製と拡張、自身の体験を素材に存在を揺らがす行為、イラストとそれを発展させたアニメーション、蝋の特性を追求した表現、編み込みや古着で関係性や時間を表出させる作品、箱の中に構成された非現実の世界、とそれぞれ扱う作品の素材・テーマは様々です。
彼等の表現の中に込められている「遊び」とは何か、会場でご体感いただければ幸いです。
■展示概要
展示名:渡邊のり子企画展「遊びと表現の往復書簡」
会 期:2019年11月4日(月)〜9日(土) 11:30〜19:30 *最終日のみ16:00まで
会 場:いりや画廊(東京都台東区北上野2-30-2)
レセプション:11月4日(月)17:00〜19:30
参加アーティスト:
尾崎拓磨・カサハラメイ・高妻留美子・齋藤はぢめ・タカウチミユウ・八重樫響・嘉春佳・渡邊のり子 (計8名)
■参加アーティスト
尾崎 拓磨 / OZAKI Takuma
1992年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術専攻構成領域 修了。
これまでの主な活動に、「全国選抜作家展」(2019年/上野の森美術館[東京])、「Independent Tokyo 2018」審査員特別賞(2018年[東京])、「筑波大学修了制作展」芸術賞[最高賞](2018年)、「4th Discover The One Japanese Art in Paris」人気アーティスト賞(2017年/Galerie Joseph Saint Martin[パリ])、個展「CELLS」(2016年/ギャラリー現[東京])、筑波大学卒業制作展 芸術賞 [最高賞](2015年) がある。
カサハラメイ/KASAHARA Mei
1996年宮城県生まれ。2019年筑波大学芸術専門学群構成領域 卒業。仙台在住。
これまでの主な活動に、個展「figure」(2019年/ギャルリー東京ユマニテbis[東京])、「筑波大学卒業制作展」(2019年/茨城県つくば美術館[茨城])、グループ展「Relation of forces」(2018年/CLOUDS ART+COFFEE[東京])、「SICF19」(2018年/スパイラルホール[東京])、個展「figure」(2018年/アートギャラリーT+[茨城]) がある。
高妻 留美子/KOZUMA Rumiko
1990年鹿児島県生まれ。2016年東北芸術工科大学大学院工芸研究領域陶芸専攻 修了。
これまでの主な活動に、個展「まねる芸術」(2017年/ギャラリーなつか Cross view Arts[東京])、個展「かけらの標本函」(2015年/ギャラリーなつか[東京]) がある。
齋藤 はぢめ/SAITO Hajime
1992年生まれ。東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻にて映像表現を学ぶ。
アーティスト組織ARTISTS’GUILDのメンバー。
これまでの主な活動に、個展「Non Player」(2016年/ナオナカムラ[東京])、グループ展「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」(2016年/東京都現代美術館[東京]) がある。
タカウチ ミユウ/TAKAUCHI Miyuu
1995年東京都生まれ。2017年多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業。
これまでの主な活動に、個展「帰りたい家」(2019年/トタン[東京])、「ひねもす展」(2017年/新宿眼科画廊[東京])、「きゅーえっくす4」(2015年/Art complex center[東京])、「日本版画協会展 第82回版画展」(2014年/東京都美術館[東京]) がある。
八重樫 響/YAEGASHI Hibiki
長野県生まれ。筑波大学芸術専門学群構成専攻構成領域4年 在籍。茨城県つくば市在住。
これまでの主な活動に「表現の拡張展」(2019年/筑波大学総合交流会館[茨城])、「構成特別演習作品展」(2018年/筑波大学総合交流会館[茨城])、「構成専攻構成領域三年展」(2018年/学生部長賞[茨城])、「YOROZU展−筑波大学芸術専門学群構成専攻有志展−」(2018年/筑波大学総合交流会館[茨城])がある。
嘉 春佳/YOSHI Haruka
1996年茨城県生まれ。
2019年筑波大学芸術専門学群構成専攻総合造形領域 卒業。
2019年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程 在籍中。
これまでの主な活動に、「瀬戸内国際芸術祭秋会期」(2019年[香川])、「中之条ビエンナーレ」(2019年[群馬])、「NIIGATA オフィス・アート・ストリート」優秀賞(2018年[新潟])、「2018第8回新鋭作家展」入選(2018年[埼玉])、個展「脈が生まれる場所」(2018年[茨城])、個展「Someone I’ll Never Know」(2017年[ストックホルム]) がある。
渡邊 のり子/WATANABE Noriko
1988年千葉県生まれ。2011年筑波大学芸術専門学群総合造形領域 卒業。
これまでの主な活動に、個展「机の上の放浪日誌」(2019年/トタン[東京])、個展「点在する旅の長い話」(2018年/ギャラリー椿[東京])、個展「1610歩の旅の話」(2016年/千住芸術村・千住旭町商店街[東京])、ウェルリンク(株)発行「COCORO」表紙掲載 (2016年*以降毎号掲載)、個展(2015年/ギャラリー椿[東京])、「筑波大学卒業制作展」芸術専門学郡長賞受賞(2011年) がある。
いりや画廊