齊藤 智史 「 イシキ 」

Satoshi Saitoh  “ △ ” 楠、灰、膠、銅、墨、コチニール、藤黄、胡粉、金茶 800×200×250mm  2019

Satoshi Saitoh “ △ ” 楠、灰、膠、銅、墨、コチニール、藤黄、胡粉、金茶 800×200×250mm 2019

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会 期
20191004日 -  20191013
開催時間
12時00分 - 19時00分
最終日17時00分まで
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
s+arts
情報提供者/投稿者
開催場所
s+arts
住所
〒106-0032 東京都
港区六本木7-6-5 六本木栄ビル3F
最寄り駅
六本木
電話番号
03-3403-0103

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

s+arts(スプラスアーツ)より、齊藤智史 個展「イシキ」の開催をお知らせいたします。

齊藤智史は、楠を用いてフォルムを形成し、日本画に使われる顔料や灰などで着彩をしながら、人の記憶の曖昧さや懐かしさを中心に作品制作を展開する彫刻家です。近年では主にアジア圏にて急速に人気を集めており、今後も更なる活躍が期待できる作家の一人です。

どことなく懐かしいような、愛着が湧くような感覚が生まれるのが齊藤智史の作品の特徴です。人には、幼い頃の人との関係や会話の内容など、感覚のどこかに残るものが、ふと呼び起こされる瞬間があります。その瞬間に辿り着く時、霧の中で彷徨うかのように曖昧だった感覚が晴れ、懐かしさと共に様々な感情が目覚める、と齊藤は言います。植木屋の家に生まれ育った彼にとって、その感覚を得る時には常に樹木が存在します。齋藤にとって木彫表現とは、自身の周りの様々な要素が繋がり、土着の文化・生き物の営み・感情・世相・思考等が密接に絡み合って生まれる、一つの場面を表すための不可欠な方法なのだと言えるでしょう。

「秋に実る果実の生命力、美しくも哀しい紅葉、有機的な生と死を感じる稲藁や菌類の香り運ぶ、心の伱間を縫うような秋風、そんな季節を日本人として記憶の底にある体感をもとに展開した。」- 齊藤智史

穏やかな表情の偶像と抽象立体の両方の印象を持つ齋藤の作品ですが、本展「イシキ」では、新しい色味の着彩や感情的な要素が加わった作品等、新しい表現による力強い印象の作品も多く展示いたします。

是非ご高覧頂きますようお願い申し上げます。

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レセプションパーティー: 10月4日(金)18:00~20:00

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