増子 博子|積層をぬって

増子 博子| Hiroko Masuko “ よくよく、沃野 no.16” 2019 アクリルガッシュ、色鉛筆、菜の花で染色した刺繍糸、サショー紙 53.0 x 78.0cm ©Hiroko Masuko

増子 博子| Hiroko Masuko “ よくよく、沃野 no.16” 2019 アクリルガッシュ、色鉛筆、菜の花で染色した刺繍糸、サショー紙 53.0 x 78.0cm ©Hiroko Masuko

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会 期
20191005日 -  20191102
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
Gallery MoMo Ryogoku
情報提供者/投稿者
開催場所
GALLERY MoMo Ryogoku
住所
〒130-0014 東京都
墨田区亀沢1-7-15
最寄り駅
両国
電話番号
03-3621-6813

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

GALLERY MoMo Ryougoku では10月5日( 土) から11月2日( 土) まで増子博子展「積層をぬって」を開催致します。
 増子博子は1982 年宮城県生まれ、2008年宮城教育大学大学院教科教育専修修了、2007 年にはトーキョーワンダーウォールに於いてTWW 賞を受賞し東京都庁回廊での個展を開催、作家としてのスタートを切りました。
 2008年以降Gallery Jin projects を中心に継続して個展を開催、2009年にはトーキョーワンダーサイト本郷でも個展を開き、翌年にはToyota Art Competition( 豊田市美術館) にて優秀賞を受賞し、群馬青年ビエンナーレ( 群馬県立近代美術館) に入選するなど、早い時期から高く評価されてきました。
 学生時代は銅版画作品を制作し、2006年ニードルをペンに持ち替えキャンバスや紙に「盆栽」と題されたシリーズを制作し始めます。紙を張ったパネルは鉢になり、盆栽をモチーフに自身がイメージする理想の形を育て、自然と人間の協働という視点で制作してきました。
 「側の器」という言葉にインスピレーションを得て2013年から始めた、一日一枚のドローイングを自らに課した「側-カワ-の器」シリーズは、現在も続いており膨大な量のドローイングの集積となっています。一見それは直接的な連なりのようですが、制作の場では右往左往し、時に飛躍したり隠蔽を図って渦を巻いたり、初期衝動に応えていないという意識を持ちながら、それでもその行為には意味があり正しいと認識しながら描き続けています。
 増子は宮城県で生まれた後、東北の各地を転々としその風土で培われたものが制作の本となっていると語っています。2018年栃木県に居を移して、美しい菜の花畑がトラクターで土に混ぜ返される緑肥農法という光景を目の当たりにして衝撃を受け、サショー紙を大地に見立て、菜の花から色を貰い染色した刺繍糸で、耕すように縫っていく「よくよく、沃野」シリーズを制作、作品は端的に風土から培われたことを示しています。また、繊維をなぞるように描かれた絵の上に施された刺繍は、その絵柄が遠のいたように感じさせ、平面的な絵画を立体的にしようと試みています。
 今展ではこうした三つのシリーズが交差するように展示する予定、深まる秋の候増子作品の全貌をご堪能いただければさいわいです。

作家コメント
制作とは過去からの積み重なりである、そう考えることがあります。
しかしそのような考えは常に揺すぶられています。私的な欲望や目論見を持って制作に向かっていても、圧倒的な他者や自然についと射抜かれ、開かれた穴から新しい風景が眩しく差し込んできます。そんな中をぬうように制作を続けています。
2019 年 増子博子

関連イベント

オープニングレセプション: 2019 年10 月5 日(土) 18 : 00 - 20 : 00

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