開催時間 |
10時00分 - 16時30分
入館は閉館の30 分前まで |
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休み |
月曜日(ただし、11月4日は開館)、11月15日(火)
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入場料 |
有料 一般1,000円、大高生及び障害者手帖をお持ちの方(同伴者1名を含む)700円、中学生以下無料 ※20名以上の団体、200円割引 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
03-5777-8600(ハローダイヤル) 英語版も共通
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒100-0005 東京都
千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階 |
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最寄り駅 | 東京 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
わが国特有の発達をみせた茶の湯文化、そして文人の嗜みとして流行した煎茶文化の世界では、中国をはじめ海外から舶載された文物を用い、大切に伝えてきました。そのうちには高級な染織品も含まれ、それらは室町時代以降の唐物賞玩のなかで、絵画・墨蹟の表具裂(ひょうぐぎれ)や、茶道具を包み飾る「仕覆(仕服)」となり、茶人たちの鑑賞の対象となりました。この貴重な渡来織物である「金襴(きんらん)」「緞子(どんす)」「間道(かんどう)」などは、今日“名物裂(めいぶつぎれ)”と総称されています。
また江戸時代以降、型や手描きによる草花・鳥獣、幾何学文様などを色鮮やかに染めた木綿布“更紗(さらさ)”が、ポルトガルやオランダの南蛮船や紅毛船、中国船などによってもたらされると、これも数寄者たちを大いに魅了しました。とりわけ江戸時代中期頃までに輸入されたインド製更紗の一群は、後世“古渡り更紗”と呼ばれ、茶道具では箱の包み裂に、煎茶道具では、茶銚(ちゃちょう)・茶心壺(ちゃしんこ)の仕覆や敷物として重用されました。
本展は、静嘉堂所蔵の茶道具と煎茶道具に含まれる優れた染織品を精選し公開するものです。永い歴史をへて、今日に美しいデザイン、繊細な手の技を伝える染織の優品を、この機会にどうぞご堪能下さい。
1.講演会 「江戸時代の古裂ブーム;名物裂と古渡り更紗 」
日時:12月1日(日) 午後1時30分~3時(開場 午後1時15分)
場所:地階講堂にて 定員120名
講師:佐藤 留実 氏(五島美術館 主任学芸員)
2.河野元昭館長のおしゃべりトーク 「饒舌館長口演す-絵画の表装ベストテン」
日時:11月17日(日) 午後1時30分~3時(開場 午後1時15分)
場所:地階講堂にて 定員120名
3.列品解説
11月14日(木) / 12月5日(木)・・・午前11時~
11月2日(土) / 11月30日(土)・・・午後2時~
4.静嘉堂 冬のコンサート 「Trio Allegretto」(トリオ アレグレット)ソプラノ・チェロ・ピアノの3人組
日時:12月8日(日) 午後2時~3時(開場 午後1時45分)
場所:地階講堂にて 定員100名
★ソロありアンサンブルあり。わらべうた、クリスマスソングなど、軽快(アレグレット)で心地よい演奏をお届けします。
皆さまとご一緒に歌いましょうコーナーもお楽しみに。