開催時間 |
11時00分 - 18時30分
最終日 16:00まで |
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休み |
9月8日(日)
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クリエイター在廊 |
有
全日程在廊 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有 200円 ~ 300,000円(税別)
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
rury.jewel@gmail.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒105-0011 東京都
港区芝公園3-1-14 FLEX芝公園1階 |
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最寄り駅 | 御成門 |
電話番号 | 03-5733-5377 |
「期間限定の身体」
人間の肉体と魂の関係は、車と運転手のそれによくたとえられる。
たとえ事故で車が壊れてしまったとしても、運転手はそれを乗り捨てて新しい車に乗ることができる。
たとえこの身体がもしだめになってしまっても、魂は今の私の肉体を捨て、次の新しい肉体に入る、のかもしれない。
生きていれば、傷がつくことだってある。車のように。
年季が入れば、新車同然のようにはいかないだろう。少し悲しいけれど。
この身体には、期限が定められている。
いつまで使えるのかは知らされていないけれど、期間限定の身体である。
私と違って、絵の中の少女達の肉体は期限付きではない。
おそらく、半永久的に変わらぬままそこにいるのだろう。
そんな彼女達の存在が少し羨ましくもあり、またほんの少し可哀想にも思う。
永遠の命があっても、少し退屈なのかもしれない。
期限付きでないと、全う出来ない使命もあるのかもしれない。
この期限付きの身体を使って、私にはどれだけのことが出来るだろう。
微かであっても闇に光を。
そして、今よりほんの少しでも美しい世界になることを。
随分昔、この身体を使って、私は絵を描くことに決めた。
多分、それだけしか出来ないから。
いや、それさえ出来れば充分である。
ご来場時に本展覧会ページの印刷、またはスマートフォン等で本展覧会ページを提示いただくと、もれなくポストカードを一枚プレゼント致します。