千葉和成展「ダンテ『神曲』現代解釈集」

《地獄篇最終章》 2015-2016 ⽔彩紙、⽊製パネル、アクリル絵具、パステル 391×162cm ©CHIBA Kazumasa Courtesy Mizuma Art Gallery

《地獄篇最終章》 2015-2016 ⽔彩紙、⽊製パネル、アクリル絵具、パステル 391×162cm ©CHIBA Kazumasa Courtesy Mizuma Art Gallery

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会 期
20190821日 -  20190921
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
MIZUMA ART GALLERY
情報提供者/投稿者
開催場所
MIZUMA ART GALLERY
住所
〒162-0843 東京都
新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
最寄り駅
市ヶ谷
電話番号
03-3268-2500

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

ミヅマアートギャラリーでは8⽉21⽇から9 ⽉21⽇まで千葉和成展「ダンテ『神曲』現代解釈集」を開催いたします。

 千葉和成(ちば・かずまさ) は1967 年神奈川に⽣まれ、東京造形⼤学彫刻科を卒業、以来現在まで神奈川にて制作活動を続けています。
 千葉⾃⾝ライフワークと称する本作、《ダンテ『神曲』現代解釈集》は、2000年ごろに制作を開始し、現代の⽇本社会に⽣きる千葉が⽇々考えること、それから感じる彼⾃⾝の負の感情、そこから⽴ち上がってくる精神世界を『神曲』の場を借りて、千葉本⼈がダンテの姿を纏い地獄、煉獄、天国を平⾯、⽴体を通して表現していきます。

 イタリア⽂学の最⼤の古典と称される『神曲』は13~14世紀の詩⼈、政治家であり哲学者であったダンテが⼈⽣における道徳的原則を明らかにしようと著した3部作からなる⻑編叙事詩です。その背景には、当時のイタリアにおける政争と⾃⾝の故郷フィレンツェからの追放、そしてベアトリーチェへの永遠の愛の存在を⽋かすことができません。
 千葉の表現する『神曲』は彼⾃⾝がテレビや新聞、インターネット等で調べた事件、事故、またそこから考えられる現代の⼈間の愚かさ、政治的な不義、そして何よりも⼈間中⼼主義がまかり通る社会に対する彼の不満が現れています。
 2012年には福島第⼀原発の事故を描いた本作で第15回岡本太郎現代芸術賞・敏⼦賞を受賞。福島県出⾝の両親を持つ彼にとって、震災、福島第⼀原発の事故と正⾯から向き合いそれを題材に描くことは⾄極⾃然だったかもしれません。

 この作品の制作を続けることは現代に⽣きる⼈間の内⾯世界を探る旅でもあり、葛藤や迷いなどを抱え込んだ⾃分⾃⾝の⼼を解放していく⾏為であると千葉は話します。
 今回の展覧会で本作の制作が完結するわけではありません。彼がこの社会で不義、愚かさ、不満を感じる限りこの制作は続いていくのかもしれません。

 2012年の岡本敏⼦賞受賞以降、ほとんど発表をすることなくその時間をひたすら制作に当て、20年近くを費やした千葉和成による現代版『神曲』の地獄篇・煉獄編・天国編が⼀堂に会す迫⼒のある本展をぜひご⾼覧ください。

関連イベント

オープニングレセプション:8 ⽉21 ⽇(⽔)18:00 ‒ 20:00

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