飛びます プラス|川島 小鳥・小橋 陽介

飛びます プラス|川島 小鳥・小橋 陽介

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会 期
20190720日 -  20190811
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
Gallery MoMo Ryogoku
情報提供者/投稿者
開催場所
GALLERY MoMo Ryogoku
住所
〒130-0014 東京都
墨田区亀沢1-7-15
最寄り駅
両国
電話番号
03-3621-6813

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 GALLERY MoMo Ryogoku では、7月20日(土)から8月11日(日)まで川島小鳥と小橋陽介による二人展『飛びます プラス』を開催いたします。
 今展覧会は、先頃熱海にて普段は使われていないビルの一室で、川島の写真作品と小橋の絵画作品をサイトスペシフィックなインスタレーションのように見せた展示を、大阪のLe Prieure、東京のユトレヒトへと巡回し、そして両国のスペースに再構成して展示するものです。展示構成は自ずとそれぞれの持つスペースによって変化し、今展覧会では今まで展示できなかった作品も含め展示する予定です。二人にとって1つ1つの作品は一つの大きな作品を制作するモチーフに過ぎず、展示そのものが場所によって変化するインスタレーション作品と言っても良いでしょう。

二人の作品には全くつながりがなく、それぞれ確固とした個性とオリジナリティを保持した作品にも関わらず、混然と展示されながら違和感はなく、並べられた作品にはどこか言葉にできない共通する雰囲気や類似性も感じられ、場に合わせたインスタレーションを通じて作品同士がリンクしているように見えます。
 それは出会いから今に至るまでの二人の阿吽の呼吸のようであり、お互いの作品へのリスペクトを通じた結果によるものと推察され、こうした展示でしか表現できないものとして考えられるべきなのかも知れません。
 作品のセレクトに当たっては主に川島により、たまたまあった絵とたまたまあった写真を、料理を献立するようにアレンジしたと語り、意図よりも感性と雰囲気で構成されたものとして受け止められます。
 それぞれの展示スペースが大きさの異なる鍋だとすれば、それぞれの作品は食材、どんな料理になるかギャラリーにて楽しんでいただければ幸いです。
 引き続き今展覧会のために作成された作品集『飛びます』に加え、川島の新作ジンも販売いたします。
 猛暑の中での展示ですが、ご堪能いただければ幸いです。

 川島小鳥は、1980年東京生まれ。早稲田大学を卒業後、沼田元氣に師事。2006年に大学時代から一人の女子を撮り続けた作品『BABY BABY』で第十回新風舎・平間至写真大賞を受賞。2010年には、佐渡ヶ島在住の3 歳の女の子をモデルにした写真集『未来ちゃん』を出版し、第45回講談社出版文化賞写真賞。2015年に、3年間に渡って台湾で撮影した『明星』で第40回木村伊兵衛賞写真賞を受賞しています。
 2016年には、川島が撮影した少女たちが一堂に会する『ファーストアルバム』を、2017年には、俳優・太賀を約年にわたり撮影した『道』を出版し、精力的に活動を続けています。昨年、女優・尾野真千子を被写体とした『つきのひかり あいのきざし』を出版し、奈良市写真美術館及び当ギャラリーで個展を開催しました。

 小橋陽介は1980年奈良県生まれ。2003年大阪芸術大学卒業後、翌年神戸アートアニュアルに出品、2006年水戸芸術館クリテリオムでの個展と同時にVOCA 展へも推薦され、自由で伸びやかな画面構成と豊かな色彩感で注目されるところとなりました。2014年には、大阪の国立国際美術館でグループ展に参加し、昨年3月にはニューヨークのアートフェアで展示をするなど、その活動の場を海外へと広げています。

関連イベント

オープニングレセプション: 2019 年6 月15 日(土) 18 : 00 - 20 : 00

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