開催時間 |
12時00分 - 19時00分
最終日17:00まで |
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休み |
なし
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
ゆう画廊 03−3561−1376
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座3-8-17 HOYUビル5・6階 松屋裏2本目通り(1F和食:菊正) |
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最寄り駅 | 銀座 |
電話番号 | 03-3561-1376 |
・今回の展示テーマ
今回の二人展は、「日本人の営み」、或いは「日本の歴史」に根ざしたものを共通のモチーフにしています。日本の伝統素材や伝統技法を活かし、異なる表現方法で「生命や営み(時空)」をテーマにしています。
・みどころ
Taka Horii:日本の伝統素材である手漉き和紙をキャンバスに、日常で見た風景を情景として捉え、時空をテーマに描いています。混色は避け、チューブから出てきたそのままの色で強い表現ができるよう意識しています。また青墨、黒墨を使い分け、線・面として使うことで、日本的クロ色(漆黒、侘び寂びなど)の要素を作品に吹き込み、時間の深みを表現しています。着色を終えた作品は乾燥させてから、手揉みによる立体表現を加えます。情景が時空へと変わる瞬間と捉えています。
大小田万侑子:藍染料による型染技法を用いて「生命感のある表現」について探求しています。型染は刃物で繊細に切り彫りした型紙を用いて模様を染める日本の伝統的な染色技法です。制作過程の中では、特に線の表現から生命感が伝わる彫り方に重点を置き制作しています。作品には動植物や人、神話、昔話、伝説などに登場する神々や妖怪、架空の生きものが登場します。細かい型彫りと染料の深い色により、生きものたちが躍動する生の歓びを感じられる表現を目指しています。藍による型染を探求してきましたが、今回の展示では新しい試みとして藍以外の染料を使った作品も出展しています。
・作品の構図や色の特徴
Taka Horii:混色を抑えた強い色、和紙の強さを活かした立体感
大小田万侑子:繊細だが力強い線の表現、藍等の深い色の染料と地色のコントラスト
・余談
作家として歩み始めた現役東京芸大大学院生と50歳から作家を目指したおじさん(現在54歳)の二人展。親子ほどの年齢差は、埋まるのか?若者におじさんは玉砕されるのか?世代が違う。性別が違う。芸術に年齢は関係ないと言われるなかで、「現実はどうなのか?」という意味でも面白い二人展だと思っています。