kafkanako企画 3人展 『 living will 』

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会 期
20190801日 -  20190805
開催時間
13時00分 - 18時30分
※最終日は17:00まで
休み
定休曜日:火 ・ 水
クリエイター在廊

未定
入場料
無料
展覧会の撮影

撮影は風景写真までとして下さい。
撮影した写真は作家名をタグ付けしてSNSへ投稿下さい。
作家様支援の一環として宣伝活動へのご協力をお願い致します。
子連れ
可 (お子様が作品にお手を触れないようご注意頂けますと幸いです。)
この情報のお問合せ
gallery.hydrangea@gmail.com
担当者:ミカド
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
gallery hydrangea
住所
〒131-0032 東京都
墨田区東向島1-3-5
最寄り駅
東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)曳舟駅
電話番号
03-3611-0336

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

【ご挨拶】
2019年8月に当ギャラリーにてkafkanakoさん企画による3人展を開催致します。
作家、キュレーターとして近年意欲的に活動を続けるアーティスト kafkanako(カフカな子)が画家の岡部千晶さんと造形作家の黒田恵枝さんを招いて「生と死」について表現する展示会です。
儚く生き長らえることを考える夏の5日間をご高覧頂きたく存じます。

【展示コンセプト】

「夏は死のにおいが充満する季節だ」

陽炎のような朦朧とした意識、真夏の暑さによって病院特有のにおいが強まった病室で、私はそう思った。
癌に侵された母はモルヒネによって意識は朦朧としており、全く喋れず、触れた手を僅かに握り返す力もなかった。
まだ命は途絶えていないが、私はその時、母は「死んだ」と感じた。けれど、まだ、死んでいない。
だが、これは「生きている」のか?
医療の進化により死期を延ばすことが可能になったが、果たしてそれは本当に「生きている」と呼べるものなのだろうか?
現在は終末期に備え、どのような延命治療を受けるかあらかじめ記入しておくことが可能となっている。
それは”生前の意思”を意味する”living will(リビング・ウィル)”とも呼ばれている。
しかし、人の死の判断は、living willの決断は、結局のところ他者によって下される。
剥製やバイオアートは、動物や個人の生前の意思関係なく生み出されている。
それを悪いとは思わない。そこには敬意と愛情と探求と、作品を通じた多くの語りと投げかけが含まれており、美しさも存在する。
だが直接的な素材を使わず「生き長らえる」こと、「生と死」について、そして「生まれ変わる」ことを、生きている私たちの意思を表現することで、延命医療や再生医療が発展するなか、生と死の位置付けについて改めて考えてみたい。
今回の展示では、身体の変容や生き物の進化をテーマとし、変わらないものの中でぼんやり生きてる生き物たちを描く画家、岡部千晶。
使われなくなった衣類を皮膚のように扱い、縫うという行為によって日々を生きる中での感覚をかたちにするアーティスト、黒田恵枝に参加いただき、「創」という文字には「刃物による傷」という意味があり、創造には「想像」が不可欠という考えから、愛らしくやさしい、けれど不安定で不条理を孕んだ「傷」を見せることで、鑑賞者に世界を「創」り出させようとするアーティスト、kafkanako(カフカな子)がキュレーションを行う。

主催・協賛・後援

gallery hydrangea (ギャラリー ハイドランジア)

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