井手 菜穂 “ macroscopic + microscopic ”

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会 期
20190705日 -  20190714
開催時間
12時00分 - 19時00分
最終日17時00分まで
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
s+arts
情報提供者/投稿者
開催場所
s+arts
住所
〒106-0032 東京都
港区六本木7-6-5 六本木栄ビル3F
最寄り駅
六本木
電話番号
03-3403-0103

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

s+arts(スプラスアーツ)より、井手菜穂 個展「macroscopic + microscopic」の開催をお知らせいたします。

オイルパステルにカルサイトやシェル等の素材を使い、独自のマチエールを構築しながら風景画を描く井手菜穂。一見抽象画にも見える彼女の作品は、ハイキングで山に登った先にある自然や、これまで読んできた小説から思い描く風景です。それらは、井手の中にある記憶や想像、希望が入り混じり、鮮やかな色彩に花や木々のある風景へと形成されます。

なぜ、風景を描くことに拘るのか?そこに深い意味はあるのか?という自身への問いに「平穏な生活を過ごせることが私にとっての『風景画』なのかもしれない」と井手は答えます。

小説の中の風景描写に想像を膨らませることも、見てきた風景に自身の記憶や想像、希望を入り混じえることも、それが楽しくて作品を制作しています。一見、ファンタジックで平和過ぎるようにも思える彼女の姿勢とは、この世の中で自身が作品を制作できる平和な境遇にいることに重きを置き、その幸せを十分感じられるよう、楽しむことを制作の原動力としているのです。井手が考える作品とは、生死を分かつような必要不可欠なものではないけれど、人々の生活に小さな幸せの感情を生み出すきっかけとして存在できるものなのです。その想いを軸に、彼女の描く風景には、様々な要素を取り入れ表情を変化させながら、物語に出てくる壮大な自然の一部を切り取っているかのように、奥行きのあるものが多く見られます。

本展では、井手の捉える風景の一部に視点をクローズアップし、表情や触感がより感じられるような表現にも挑戦しています。壮大な風景全体のエネルギーを感じられる作品と、その中にある細部を捉えた作品、両端から想像を膨らませ、そこから生まれる自身の新しい表現を喜ぶように制作された井手の新作群を、是非ご高覧ください。

関連イベント

レセプションパーティー: 7月5日(金)18:00~20:00

平均:0.0 
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