開催時間 |
11時00分 - 20時00分
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この情報のお問合せ |
Room_412:担当 伊東
info@room412.jp 050-5319-8428 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-0031 東京都
渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室 |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 050-5319-8428 |
渋谷Room_412では家入瑞穂 個展「focus」を開催いたします。家入は最小限の人間のパーツに表れる身体性を追求し、彫刻として表現していきます。その選択されたミニマムなパーツからは個人の属性などが剥奪され、極めて抽象度の高い“物”として構成されていきます。
「私たちの前に現れる人体彫刻の多くはブロンズ像や石膏像である。それらの原型は人の手で粘土を使ってかたちづくられる。ブロンズや石膏が人体彫刻の鎧とするならば、粘土は表に出ることのないその内部=本体であると言える。日本人は明治時代にイタリアから「彫刻」という概念を授かったときから、人のかたちをつくることに磨きをかけてきた。
現在では、アニメキャラクターのモニュメントという作者を必要としないかたちが登場したり、3D プリンターのような人の手なしでの制作が可能となっている。
時代は変化しても、人は人のかたちをつくることをやめない。私は「いま、日本で、人体彫刻をつくる意義」について、私自身の身体を私自身の身体でつくることによって見つめ直したい。人のかたちをした彫刻とは一体何者なのか。その本体を表に出すことで改めて問う必要がある。」
Room_412