開催時間 |
13時00分 - 19時00分
最終日18時00分まで |
---|---|
休み |
17日(月)
|
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
ギャラリー花影抄
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒113-0031 東京都
文京区根津1-1-14 らーいん根津202 |
---|---|
最寄り駅 | 根津 |
電話番号 | 03-3827-1323 |
この度Gallery花影抄では6月15日より永島信也の個展「夢幻の娘たち」を開催致します。
永島は2010年に京都造形芸術大学の彫刻コースを卒業後、独学で根付彫刻について学び、現代根付の世界で新しい境地を進み続けてきました。根付彫刻、フィギュア的造形、木彫刻、それらの間を行き来しつつ、彫刻の可能性を探り、現代の文化や風俗を作品に結実させているところが永島の持ち味であり、魅力となっています。
近年は、特に彫刻作品にも積極的に挑戦し、昨年の弊ギヤラリーでの個展の主役は彫刻作品でしたが、この度の個展では、根付彫刻に集中した作品発表を予定しています。昨年の個展から、永島の作る根付彫刻のサイズ感覚に新しい変化が生まれてきています。根付としては若干大きめのサイズ、元来、海外の根付コレクターの好む大きなサイズ感のある根付にも近いサイズかと思われます。このサイズ感覚へのこだわりは、表情などを意図するままに表現したいという作家のこだわりから生まれています。現状の永島の感覚では、この顔のサイズがベストであり、そこから作品全体のボリュームにつながっています。是非、今回は女性像の表情に注目してほしいと思います。
[作家のことば]一永島信也-
近年は立体作品を作ることが増えていたこともあり、根付主体の個展への要望もありました。
自分が根付で何を作るのかを改めて考え直し、悩み、紆余曲折があり、一つの答えにたどり着きました。その結果としての立体も数点発表します。
今回の個展のキーとなる作品がDM作品「天→海」です。「天」はいわゆるなんでもありの世界で、「海」は深い海・原初の海を意味しています。自分にとって海とはかなり重要度の高いモチーフで、幼い頃より魚が好きだったり深海への憧れが強かったりと、海に還るという物語は創造行為を改めて考え直すための原点回帰となりました。
天と海の物語を、ご覧いただければと思います。