開催時間 |
12時00分 - 19時00分
金/土/日のみオープン |
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
アルマスギャラリー
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒135-0024 東京都
江東区清澄2-4-7 |
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最寄り駅 | 清澄白河 |
電話番号 | 03-3642-5660 |
アルマスギャラリーでは5月11日から6月22日まで、清水信幸の3年ぶり2回目の個展を開催いたします。
清水はこれまで、自身のドローイングした形態を忠実に再現した支持体にペイントした、筆致そのものが浮遊したようなレリーフ状の絵画や、幼い頃から親しんできた石を積む遊びをルーツとする絵画シリーズ、粘土をタワー状に成形した陶器の立体作品群、また絵の具の乾燥による手応えの変化を手がかりとした絵画など、様々な傾向の作品を制作しています。
今展では、これまでの絵画作品のかけらなどを用いた立体作品をふくむ新作が8点ほど展示される予定です。再開した美術館と併せてぜひ御覧ください。
石は、長い年月を掛けてその形になった。
似ているようで、同じ形は一つもない。
また、年輪を思わせる模様や、色の混じり合いを見ていると、
太古の記憶に触れるような興奮を覚える。
私は、そうした出会いを制作の中に生み出したい。
河井寛次郎は、手仕事はネオプリミティヴの方向に進まなければならないと言った。
新しい原始、人間を取り返すことだと。
私は、絵具を使い『描く』と『創る』の狭間を辿ることで、原始を捉えたい。
ドローイングは手が紙を走るように描く。それを板にトレースし、支持体となる。
支持体との対話の中で、絵具を盛る、筆で書く、切り取る、貼り付ける、などの行為を行う。
描かれた不定形な支持体の上で『描く』と『創る』の狭間を追った痕跡が、
鑑賞者の原始に触れてもらえることが出来ればと思っている。
清水信幸 2019.5.3
オープニングレセプション 初日5月11日(土) 18:00 – 20:00