開催時間 |
10時00分 - 18時00分
毎週金曜・土曜は20時00分まで開館 入館は閉館の30分前まで |
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休み |
木
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入場料 |
有料 一般1,600円(前売1,400円 / 団体1,500円)、大学・高校生1,200円(前売1,000円 / 団体1,100円)、中学生600円(前売400円 / 団体500円)、小学生以下無料、65歳以上1,500円(要証明書、美術館券売所でのみ対応) ※団体は20名以上の団体料金(要事前予約、美術館券売所でのみ販売) ※前売券販売期間:2019年5月13日(月)~7月12日(金) ※毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証) ※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料 ※観覧当日に限り企画展の観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可 ※その他の割引料金については別途お問合せください。 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
045-221-0300 (横浜美術館)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒220-0012 神奈川県
横浜市西区みなとみらい3-4-1 |
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最寄り駅 | みなとみらい |
電話番号 | 045-221-0300 |
原三溪(富太郎、慶応4╱明治元年から昭和14年)は、横浜において生糸貿易や製糸業などで財をなした実業家です。明治初年に生まれ、昭和戦前期にいたる近代日本の黎明・発展期に経済界を牽引しました。
一方で三溪は、独自の歴史観にもとづき古美術品を精力的に収集したコレクターであり、自由闊達(かったつ)な茶の境地を拓いた数寄者、古建築を移築して三溪園を作庭・無料公開して自らも書画・漢詩をよくしたアーティスト、そして、同時代の有望な美術家を積極的に支援し育んだパトロンでもありました。三溪のこうした文化的な営みは、財界人としての活動や人的交流、社会貢献活動家(フィランソロピスト)としての無私の精神にもとづきつつ、近代日本における美術界・美術市場の確立の過程と軌を一にしながら展開したと言えるでしょう。
本展は、原三溪の四つの側面、すなわち「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」としての業績に焦点を当てます。それらの相互関連を時代背景も視野に入れて探りながら、今日、国宝や重要文化財に指定される名品25件以上を含む三溪旧蔵の美術品や茶道具約150件と、関連資料を展観することによって、原三溪の文化人としての全体像を描きだします。三溪自身も一堂に観ることが適わなかった旧蔵の名品を、過去最大規模で展観する貴重な機会となります。
※一部、展示期間が限定される作品がございます。
驚くべき大コレクション。
その真髄を、過去最大規模で紹介!
三溪が生涯に購入した美術品は、優に5000点を超えます。コレクションは没後に分散しますが、国内各地の美術館や博物館を代表する所蔵品となり、また個人などに受け継がれています。本展では三溪の旧蔵品約150件を展示。三溪の旧蔵品がこの規模で一堂に紹介されるのは初めて。三溪自身もこれらをいちどきに鑑賞したことはないのです。本展は、三溪がコレクションの公開のために建設を夢見ていたとされる、幻の美術館を具現するものとも言えるでしょう。
国指定文化財(国宝、重要文化財)25件以上を含む、
珠玉の美術品が集結!
三溪が収集した美術品のうち現存する作品の多くは、今日では国家や重要文化財に指定され、三溪の審美眼の確かさを物語っています。本展では、三溪旧蔵品を代表する国宝《孔雀明王像》や国宝《寝覚物語絵巻》を始め、25件以上の国指定女化財が出品されます。三溪旧蔵の至宝が、最大規模で横浜に里帰りします。
「コレクター」「茶人」「パトロン」「アーティスト」
ー四つの切り口で、
三溪と芸術との関わりを紐解く。
三溪は茶道具の収集も行い、実業界の先輩で茶人としても知られた益田鈍翁や高橋箒庵を招き、慣例にとらわれない道具の取り合わせなどで自由な趣向の茶事を楽しみました。書画の才能は余技の域を超え、その恬淡とした画境は三溪ならではのものです。また、今日、国の名勝にも指定される「三溪園」は三溪の最大かつ最高の芸術作品に他なりません。そして実業以外の三溪の功績で最も広く知られるのが、日本美術院の画家を支援したパトロンとしての役割でしょう。本展では、「コレクター」「茶人」「パトロン」「アーティスト」の四つの切り口で、文化人・三溪の全体像を紹介します。
三溪自筆のさまざまな記録を
読み解き、コレクションの秘密に遣る。
三溪は、作品の購入先や金額を自ら克明に記録した買入覚や数種の蔵品目録を残しました。これらからは、コレクションの形成の過程や傾向、分類に関する三溪の独創的な考え方を知ることができます。また、三溪は生前、古代から近世の所蔵品名品集『三溪帖』の出版を計画しました。そこに掲載される予定であった緒言や解説の自筆草稿において、三溪は研究者の態度で所蔵品を分析し、独自の視点で美術史上の位置づけを行っています。本展ではこれらを含む貴重な記録類から、コレクションの遍歴を辿り、また、三溪の美術史観を読み解きます。
主催:横浜美術館、日本経済新聞社
特別協力:公益財団法人三溪園保勝会、大和文華館、原三溪市民研究会
協力:みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社
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