近藤聡乃展「KiyaKiya」

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会 期
20111011日 -  20111112
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝休廊
この情報のお問合せ
MIZUMA ART GALLERY
tel: 03-3268-2500
fax: 03-3268-8844
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
MIZUMA ART GALLERY
住所
〒162-0843 東京都
新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
最寄り駅
市ヶ谷
電話番号
03-3268-2500

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度ミヅマアートギャラリーに於きまして近藤聡乃による3年ぶりの個展「KiyaKiya」(きやきや)を開催いたします。

近藤は2008年秋よりニューヨークを拠点に制作に取り組んできました。昨年はアニメーション作品「てんとう虫のおとむらい(ダイジェスト版)」が、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)で開催されたYou Tubeとのコラボレーション企画「YouTube Play. A Biennial of Creative Video」においてTop25に選ばれ、また新国立美術館(六本木)で開催された「DOMANI・明日展 2010」にも参加するなど、国内外で広く活動しています。

3年ぶりの個展となる本展は、新作アニメーション「KiyaKiya」とそのドローイング、油彩、スケッチで構成されます。

タイトルになっている「KiyaKiya」は「胸がきやきやする」という古い日本語から取った言葉です。近藤は、澁澤龍彦『少女コレクション序説』中の「幼児体験について」という一編で、この言葉と出会いました。「何とも説明しがたい、懐かしいような、気がかりなような気分」、「既視感(デジャ・ヴュ)」の気分を表すこの言葉の存在を知ったことが、「KiyaKiya」シリーズ制作のきっかけとなりました。

今回のアニメーションでは、少女が紙芝居を演じ続けています。近藤は紙芝居のページの表裏に時差があること(観客が絵を見ながら聞いている話は、その前の絵の裏に描いてある。つまり紙芝居の紙の表裏には、1ページ分の時差がある。)に気づいた時、日常生活のすぐ後ろにある、ほんの少しずれた別の世界の可能性を感じたと言います。

作品中では、3つの世界が進行しています。どの世界にも同じ少女が存在し、それぞれの時間を過ごしながら、その軌道が少しずつずれ、互いに干渉し合い、入れ替わり、それでも気づかずにその軌道を回り続け、それを永遠に繰り返します。

近藤にはこんな思い出があります。

「赤ん坊の頃からのかかりつけの病院の待合室に、いつも読む絵本がありました。ある日、いつものように読んでいたら結末が違っていました。それからしばらくして、また読んだ時には元に戻っていました。」

日常生活は一見同じ軌道をたどっているようですが、いつのまにか別の軌道に乗っているような気がする瞬間が、その中に潜んでいます。起こりうるはずのないことが、この思い出のようにふとした時にリアリティをもって感じられる。そんな感覚が本作のテーマとなっています。

近藤は「とても個人的なことは、公のことよりも他人と共有できる。」と言います。本展は、ずっと忘れていた大事なことがあったような、それを今にも思い出してしまいそうな、そんな息苦しいような懐かしい体験をさせることでしょう。心の奥深くに仕舞われていた出来事が、ひょっこりと顔を出すかも知れません。

関連情報

オープニングレセプション 10月11日(火) 18:00-20:00

「KiyaKiya」のスケッチ原画集をギャラリーにて先行発売いたします。

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書名:近藤聡乃スケッチ原画集「KiyaKiya」
ブックデザイン:寄藤文平
発行日:2011年10月25日
ISBN:978-4-904292-16-7
仕様:A5変形/天糊並製/片面印刷/特色4色/角R
ページ数:402ページ
価格:2300円(税別)

新作アニメーション「KiyaKiya」のための
スケッチ原画200点を収録した、著者の初となる作品集。
ブックデザインは人気デザイナーの寄藤文平氏が担当。
透けのある本文用紙に、原画に忠実に特色4色で再現した
一枚一枚が重なった美しい一冊です。
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