開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月(ただし4 月29 日、5 月6 日、7 月15 日は開館)、5 月7 日(火)、7 月16 日(火)
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入場料 |
有料 一般330円(270円)、大学生220円(160円)、高校生以下無料 ※( )内は20 名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1 名まで無料 ※同時開催展[ギャラリーⅠ]も観覧可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
岐阜県現代陶芸美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒507-0801 岐阜県
多治見市東町4-2-5 |
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最寄り駅 | 多治見 |
電話番号 | 0572-28-3100 |
京都に生れ、前衛陶芸のパイオニアとして活躍した陶芸家・熊倉順吉(1920-1985)の創作活動を、近年受贈した作品を含む当館コレクションから紹介します。
熊倉は一時モダンアート協会に属し、また1957 年からは走泥社同人となって活動するなど、早くから前衛陶芸の旗手として知られる陶芸家です。京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)図案科で建築を専攻し、室内装飾を学んだ熊倉は、1945年の終戦後、復員して京都に戻り、国立陶磁器試験所の伝習生となりました。
翌年、陶芸家・福田力三郎に師事し、福田の兄が経営する松斎陶苑で陶技修得に励むなか富本憲吉と出会い、指導を受けています。
陶芸を志して以来、器物制作にいそしみ、絵付けによって新しい陶芸を作り出そうとした熊倉の関心は、やがて形に向かい、彫刻的な作品を経て、土の塊としての性格が強く表現された作品、肉体の部分をかたどった作品、ジャズをテーマとした作品、金彩を特殊処理した作品と多彩に展開をしていきました。熊倉は京都工芸繊維大学や京都市立芸術大学で非常勤講師を務めていますが、1972年からは多治見市陶磁器意匠研究所の特別講師ともなり、多治見の地にも足を運んでいます。
当館では、平成28年度までに多数の熊倉順吉作品を寄贈により収蔵し、その中心となる稲塚コレクションは約170点におよびます。本展ではそれら選りすぐりの作品の紹介とともに、人体やジャズに着想を得たオブジェから器まで、多彩な作品にあらわれた熊倉の独創的な世界をごらんいただきます。
関連展示として、同じく走泥社で活躍し、前衛陶芸の世界を切り拓いた八木一夫、鈴木治、山田光の作品も展示します。
「みどころ」
■初期に取り組んだ絵付けの器から、指、口、足などの身体を造形にとりいれた独創的なオブジェ、そして現代の食器を目指した日常の器や花瓶まで。1940 年代後半から1980 年代前半に展開した熊倉順吉の陶芸を初公開の作品を多数含めて紹介。
■青、赤、茶、金、白、黒、緑、ラスター。土や釉薬によって作品を彩る様々な色彩が、器やオブジェの造形と結びつきうまれる熊倉順吉の世界を魅せます。
■関連展示では、熊倉順吉が活動した走泥社の設立メンバーであり、戦後の前衛陶芸を牽引した八木一夫(1918-1979)、山田光(1923-2001)、鈴木治(1926-2001)の作品を館蔵品から紹介します。八木一夫作品は平成30 年度新収蔵品を初公開します。
■ギャラリートーク
4月21日(日)、5月19日(日)、6月16日(日)、7月14日(日) 15:00~(約30 分)
当館学芸員による展示解説 *要観覧券
同時開催 ギャラリーⅠ
「コレクション展 明治150 年記念2 近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開」
「受贈記念 コレクション展 加藤孝造 作品展示」 [展示室11]
2019年3月9日(土)~7年21日(日)
主催:岐阜県現代陶芸美術館