開催時間 |
10時30分 - 18時30分
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休み |
日・祝
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
ギャルリー東京ユマニテ
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F |
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最寄り駅 | 京橋 |
電話番号 | 03-3562-1305 |
戦後、日本現代彫刻のパイオニアとして活躍し、高村光太郎賞、中原悌二郎賞、芸術選奨文部大臣賞などを受賞。2005年には文化功労者として顕彰された建畠覚造(1919-2006)。1950年代から発表し、具象から抽象彫刻へと移行。セメント、金属、合板などを駆使し、傘、車輪などの日常的なモチーフから、CLOUD、WAVE、SPIRALなど有機的なフォルムへと発展。常に情緒性や慣れを好まず、論理の欠落を嫌い、重ねた思考に導き出された作品は端正で、不思議さと時にはユーモアを湛えています。80年代以降は公共施設などへの野外彫刻を多く手がけ、晩年まで精力的に発表しました。今回は1960年代から80年代に描かれたデッサンを10数点展示いたします。常に彫刻への思考を続けた建畠の制作の一端が垣間見られる貴重なデッサンです。是非ご高覧下さい。
建畠覚造 TATEHATA Kakuzo
1919 東京都生まれ 1941 東京美術学校彫刻科卒業(現東京藝術大学)
1950 行動美術協会に彫刻部を設立 1953-55 渡欧、「第2回国際芸術家会議」出席(イタリア)
1982 個展 和歌山県立近代美術館 1989 「抽象彫刻の旗手たち展」福島県立美術館
1996 個展 相生森林美術館(徳島)、「素材と形─触角との対話」茨城県近代美術館
2005 「現代美術の手法(7) 創造のさなかに」練馬区立美術館、東京
2005 文化功労者として顕彰 2006 逝去